【写真：Getty Images】

　トッテナム・ホットスパーが、冬の移籍市場で新たなCBの獲得に向けて動く可能性があるようだ。イギリスメディア『フットボール・インサイダー』が、現地時間13日に報じた。トッテナムは8日に行われたチェルシー戦で、クリスティアン・ロメロとミッキー・ファン・デ・フェンの負傷交代を余儀なくされ、CBの台所事情が苦しくなっている。　 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ 　アンジェ・ポステコグルー監督率いるチームは、プレミアリーグ15試合を終えて、6勝2分け7敗の11位と低迷しており、直近の公式戦5試合で勝利がない。ポステコグルー監督への風当たりは日増しに強まっているなか、CBに負傷者が続出。またクリスティアン・ロメロが、クラブの移籍方針を公の場で批判するなど、チーム状態はあまり良くない。そうした状況の中、今冬の移籍市場でトップクラスのCBの獲得に動く見込みがあるという。 　同メディアによれば、マンチェスター・ユナイテッドやブラックバーンのチーフスカウトも務め、サッカー界に広い人脈を持つとされるミック・ブラウン氏は、「移籍市場が開けば、巨額の取引が行われる可能性がある」と、『フットボール・インサイダー』に独占的に語ったという。 　ミック・ブラウン氏は「（トッテナムは）移籍期間中に獲得できる選手の選定に、すでに取り組んでいると聞いている。トッテナムの問題は、起用できるDFが少ないことだ。クラブは、負傷した選手の代わりにプレーして違いを生み出せるトップクラスのDFと契約したいと考えているが、1月には多額の費用がかかるだろう」と指摘した上で、「それでも、彼らはDFの獲得を優先している。それが確実に必要だからだ。守備の問題を解決できれば、攻撃力を最大限に発揮できるようになるだろう」と自身の見解を述べている。果たして、トッテナムは大金を出してCBの獲得に乗り出すのだろうか。