おにぎりで「日本おこめぐり」 ローソンが各地のブランド米使った商品をリレー販売
ローソンは5日から「日本おこめぐり」と題して、各地のブランド米を使ったおにぎりを全国の店舗で展開する。2カ月ごとに「ふっくりんこ」「雪若丸」など6銘柄を順次発売する。コンビニが複数の単一ブランド米のおにぎりをリレー販売するのは異例。おにぎりで手軽にブランド米を食べる機会を提供し、消費拡大に貢献する。 「ふっくりんこ」使用の「焼鮭ほぐし大葉味噌」の画像 第1弾で、北海道産「ふっくりんこ」を使った「塩にぎり」(108円)と「焼鮭ほぐし大葉味噌(みそ)」(160円)を5日に発売。9月からは2カ月ごとに山形「雪若丸」、石川「ひゃくまん穀」、富山「富富富」、福井「いちほまれ」、北海道「ゆめぴりか」を使用した塩にぎりと具入りおにぎりをそれぞれ販売する。一部地域では、パックご飯の販売も行う。来年6月までの1年間のおにぎり全体の販売額は前年比30%増を目指す。 東京都内で開かれた発表会で竹増貞信社長は「日本全国に店があるローソンでブランド米を扱うことで全国の皆さんに知ってもらい、認知度を向上させたい」。各ブランド米の生産者も登壇し、米の魅力をPRした。
日本農業新聞