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’20カワサキ Z H2実測ライディング検証#3【実測194psの最強ネイキッド】

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WEBヤングマシン

“キュイーン!!”と響き渡る過給音。スーパーチャージドエンジンをネイキッドに搭載するという前代未聞のモンスターマシン・カワサキZ H2が’20年4月に国内リリースされた。本稿ではドイツのバイク専門誌『モトラッド』が行った実測テスト結果をレポートする。

キレイなパワーの伸びがスパチャならでは爽快さの源

それではダイノマシンでの実測パワーテストの結果も見てみよう。最高出力は194ps。カタログスペックの200psには及ばなかったが、走行中の状態であればまた変わる可能性もある。いずれにせよ、この数値は現在のところネイキッド最強であることは間違いなしだ。 特筆すべきは、そのパワーデリバリー。過酷であるとされていたスーパーチャージャーのスロットルレスポンスは、ニンジャH2 SXの時点で既に解消。最も鋭いパワーモードでも、パフォーマンスは非常に直線的でコントロールしやすく、牽引感は非常に美しいもので、常に喜びが伴ってくる。逆にアイドリング速度を少し下回る最低速度の範囲でもエンジンはきれいに応答し、迷惑な過給ラグもない。 低中速パフォーマンスを上げるためファイナルをニンジャH2より2丁変えた設定としているのだが、これも賢明だったと言えるだろう。理論的な最高速は291km/h。実際には272km/hというところで大体頭打ちになってくるのだが、スピードとブースト圧が上昇してくると、ネイキッドのこのマシンでは走行風がハリケーンのように猛威を奮ってくる。これに対してファイナル設定は実に現実的なものに合っていた。 全開加速では過給サウンドに酔いしれながら、わずか8秒あまりで簡単にゼロから200km/hまで引き出せる。こんな痛快なバイクは、なかなかない。

最高速度:理論値6速291km/h! 実際には272km/hがピーク

Z H2の各ギヤにおける最高速。6速全開でレブまで回し切ると、なんと理論上では300km/hに迫らんとする291km/hまで可能だ。実際にはピークパワーの出る10800rpmを超えて12000rpm手前の272km/hというところで頭打ちとなったが、ネイキッドで走行風の影響を考えるとこれが現実的な落とし所の設定と言えるか。

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