日中外相、25日会談を調整 文科相出席の「人文対話」も
岩屋毅外相は、今月下旬に検討する中国訪問時の王毅外相との会談について、25日を軸に行う方向で調整に入った。日本政府関係者が14日、明らかにした。中国滞在中、閣僚級の「日中ハイレベル人的・文化交流対話」(人文対話)の開催も検討しており、同対話に出席するため、阿部俊子文部科学相も同行する見込みだ。 日本外相の訪中は昨年4月の林芳正氏以来。岩屋氏は24日に日本を出発する方向だが、21日に会期末を迎える臨時国会の状況次第では日程変更の可能性もある。 日中関係を巡っては、石破茂首相と習近平国家主席が先月、南米ペルーで会談し「戦略的互恵関係」の包括的な推進を確認していた。