西内まりやさんがポルシェを購入した理由とは? 所有するトヨタ車とのエピソードにも迫る!(連載:愛車の履歴書)
愛車を見せてもらえば、その人の人生が見えてくる。気になる人のクルマに隠されたエピソードをたずねるシリーズ第7回。西内まりやさんが2台目に選んだクルマとは? 【写真を見る】西内まりやさんの愛車遍歴(12枚)現在の愛車はコレだ!
ザ・ビートルからの乗り換え
西内さんは19歳で免許取得後、初のマイカーにフォルクスワーゲン「ザ・ビートル」のコンバーチブルを選んだ。 「オープンカーに憧れて購入したんです。最初はオープンにしてよく乗っていましたが、だんだんあけなくなってしまい……」 そこで西内さんは、ザ・ビートルからランドローバー「ディスカバリースポーツ」に乗り換えた。ご家族が4WDのSUVを愛用していたのもあって、もともとヨンクに興味があった。 「ディスカバリースポーツを選んだ理由ですか? あのカジュアルさが20代前半の私にはピッタリだったんですよね」 より上級の「レンジローバー」では押し出しが強すぎ、またメルセデス・ベンツやアウディといったドイツ製SUVは「まだ早いかなぁ」と、思い、自然とディスカバリースポーツになったという。おしゃれで通な選択だ。 と、ほぼ同タイミングでもう1台、購入した。 「ポルシェの『718ケイマン』です。ふたり乗りのスポーツカーへの憧れもあったんです」 西内さん、ポルシェ購入のエピソードを語るのは、GQ JAPANが初という。 「もともと10代の頃から『まりやはポルシェが似合うよ』って言われていました。ただ、そのときはポルシェについてよくわかりませんでした」 大人になって、西内さんのなかで“ポルシェ熱”が急に湧いてきたそうで「エンジン・サウンドをYouTubeでよく聞いていたほど興味を持っていました」。 ポルシェ以外にアウディも考えたというが、たまたま出会った薄いグリーンのケイマンに一目惚れした。 「私好みのボディカラーだったんです。日本にあまりないということもあって、購入を決めました」 西内さんが購入したのはデュアルクラッチタイプの7ATモデル。「ケイマンの走りは素晴らしかったですね。普段乗るときは、必ず走行モードを『スポーツ』にしていました。パワーのあるクルマも好きなんです」 ただ、718ケイマンは西内さんのライフスタイルには合わなかった。 「3~4人で遠出したくても、ふたり乗りだから難しいじゃないですか? 荷物もあまり入らないし。いいクルマだったのですが、自分の生活スタイルには合わないかなって……」 これは違うのでは? と、思った西内さんは3~4カ月ほどで718ケイマンを手放した。 「クルマが嫌いになって手放したわけではありません。いまでもポルシェは大好きですよ」