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<佐賀大雨>太良で土砂崩れ、2人けが 特別警報、警報に切り替えも引き続き警戒を

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佐賀新聞

 活発な前線の影響で発達した雨雲が連なり、佐賀県内は7日も早朝から強い雨が降っている。嬉野市では午前4時までの1時間に55・5ミリの雨量を観測した。気象庁は午前11時40分、嬉野、武雄、鹿島市と杵島郡白石町、藤津郡太良町に出していた大雨特別警報を警報に切り替えた。ただ、降り始めからの大雨で地盤が緩んでおり、県と佐賀地方気象台は全20市町に土砂災害警戒情報を引き続き発表しており、土砂災害や河川の増水、氾濫、低い土地の浸水に注意するよう呼び掛けている。太良町では6日夕、住宅裏山の土砂崩れが発生し2人がけがをした。  杵藤地区消防本部によると、6日午後4時半ごろ、太良町糸岐で住宅の裏山が崩れ、土砂が家の中に入り込んだ。食器棚が倒れ、この家に住む80代の夫婦が頭や足にけがをした。2人は鹿島市内の病院に搬送され、命に別状はないという。  県などによると、6日午後3時すぎ、鹿島市山浦の白鳥尾地区で土砂崩れがあり、民家1軒が倒壊した。鹿島市によると、住民2人は避難して無事だった。このほか、同市で床上浸水1棟、床下浸水12棟の住宅被害が確認されている。  嬉野市と白石町の全域、1万7525世帯4万8708人に避難指示、佐賀市など11市町の15万8500世帯38万2319人に避難勧告が出ている。  JR九州によると、博多と長崎を結ぶ特急は一部を除いて始発から運休。長崎線の肥前鹿島―長崎駅間、唐津線の久保田―唐津駅間の上下線で運転を見合わせている。松浦鉄道は始発から全線で運休している。高速道路では、長崎自動車道の多久IC―鳥栖JCT間が上下線で通行止めになっている。西鉄高速バスは福岡―佐賀間、福岡―鳥栖プレミアム・アウトレット間、福岡空港―佐賀間で終日運休する。  佐賀県の県立高校や特別支援学校など県立学校計46校のうち34校が臨時休校した。市町立の小学校161校では佐賀市や鹿島市、嬉野市などで102校が、中学校81校では48校が臨時休校になった。また県内に6校ある義務教育学校では、大町ひじり学園(大町町)と南波多郷学館(伊万里市)の2校が休校措置をとった。  佐賀地方気象台によると、5日午後4時の降り始めから7日午前5時までの雨量は、佐賀空港347ミリ▽嬉野市306・5ミリ▽佐賀市駅前中央288ミリ。県内は8日未明にかけて断続的に激しい雨が降る見込み。7日から8日にかけて予想される1時間雨量は多いところで60ミリ、7日午前6時から予想される24時間雨量は200ミリとなっており、引き続き厳重な警戒を呼び掛けている。(7日正午現在)

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