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ご用心!40~50代は「骨の曲がり角」。死ぬまで歩ける骨になるための「準備」とは?

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女性は更年期を境に急速に骨が弱くなる。体を支えるだけでなく、全身の健康にも関与しているのが骨。いつまでも元気に自分の足で生活するためには、今からの「骨活」が重要だ。というのも、更年期症状のように自覚症状はないものの、密かに、そして確実に進んでいるのが「骨の老化」だ。どうして加齢とともに骨はもろくなるのか? まずはそのメカニズムを知っておこう。

骨は美と健康を司る重要な臓器

「普段の生活の中では、骨が変化しているという実感はありません。しかし、古くなった骨はつねに新しくつくり変えられています。年齢とともに、この新陳代謝のバランスがくずれると、骨は弱くなるのです」と教えてくれたのは整形外科医 中村光伸さん。 その大きな要因が「閉経」だ。 「女性ホルモンには骨を壊すのを抑制し、形成を促進する働きがあるため、閉経で女性ホルモンが減少すると、骨を壊すスピードが加速して、骨粗しょう症になる可能性が高まります。 骨は、単に体を支えるだけではなく、体のさまざまな健康に関与し、若さを保つためのスーパーホルモン『オステオカルシン』を分泌する臓器でもあります。実は骨こそが、いつまでも元気に暮らすための若さの源なのです」(中村先生) 女性は45歳頃から、確実に骨の劣化が進む。そして、ちょっとしたことで骨折することも増えてくる世代。今からの「骨活」が何より大切だ。

45歳からの骨折に要注意!

普段は骨が弱っているという実感がなくても、ちょっとした瞬間にまさかの骨折!? そんな「まさか!」が起こるのが40~50代。読者の実体験エピソードをご紹介しよう。 ◆物にぶつけて…足の薬指を骨折 ジムでマシンにぶつけ、右足薬指を骨折。歩行が困難で、信号の横断歩道を渡りきれない日々。完治までの4カ月間、不自由な生活でした。(53歳・ヨガインストラクター) ◆壁に手をぶつけて…手の小指を骨折 階段を上るとき、壁に手をぶつけました。コツン程度だったのに、翌日から小指が腫れ、病院に行ったら骨折と判明。こんなことで? とびっくりです。(55歳・会社員) ◆パーティで転倒して…手首を骨折 ◆混雑した立食パーティで、誰かに押されて転倒。とっさについた右手首を骨折。骨密度120%ですが、骨質が悪いのか、簡単に折れたことに大ショック!(58歳・会社員) ◆電球交換で転倒して…腰椎圧迫骨折 電球を交換しようと乗った椅子から落ちて転倒。腰椎を圧迫骨折しました。立派な骨粗しょう症と診断され、絶対安静の入院生活1カ月半。ただ今リハビリ中です(48歳・主婦) 今回の話を伺った先生 中村光伸さん 光伸メディカルクリニック院長。整形外科医、医学博士。近年、注目の若返りホルモン「オステオカルシン」の研究を進め、骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき体操」を考案。近著に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』(アスコム)がある イラスト/Jessie Hartland(CWC TOKYO) 構成・原文/山村浩子

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