家計簿に挫折のズボラさんでも「続けられて」「貯金もできる」家計管理術 必要なのは通帳・ノート・記入は3つだけ
「家計簿を買ってみたけれど、1週間も続かなかった」 などという経験はありませんか。 筆者も毎日のレシートを記録するタイプの家計簿を3日で投げ出したことがあります。 「そもそも、躍起になって出費を記録する家計管理に意味はあるのか」と白紙の家計簿を前に考えた結果、ズボラな筆者がたどりついたのが今回紹介する家計管理術です。 手間を最大限に省いた方法ですが、ズボラさんでも続けられてしっかりと貯金もできます。
ズボラさん向け家計管理術のやり方
必要なものは2つだけです。 ・ 銀行の預金通帳 ・ 100均のノート この家計管理術で必要なものはこの2つだけです。 ノートは月1回、数行しか記入しないので小さめのシンプルなもので十分です。 ノートのかわりにGoogleスプレッドシートのような表計算ソフトでもよいことでしょう。
家計簿に記載するのは3つだけ
月に1回、月末に記入するのはこの3つです。 1. すべての銀行口座の残高 2. 残高の合計金額 3. 特別な出費や大きな臨時収入など 1か月間の収支は気にしません。 1~3月、4月~6月と、3か月くくりで見て黒字か赤字かを計算します。 3か月の収支が黒字ならまずは及第点、赤字なら危険信号です。 ■3か月で収支を見る理由 1か月ごとに収支を計算しない理由は、そもそも毎月を黒字化する意味はあまりないからです。 【各月の出費の増減例】 ・ 年末年始、5月のGW、8月の夏休みは出費が多い月 ・ 6月と12月はボーナス支給月 ・ お子さんがいる家庭は2月、6月、10月に児童手当 だいたい3か月くくりで収入の多い月と出費が増える月がきますので、3か月で収支を見てしっかりと黒字化することが重要です。 上記の例で言うと、2月に児童手当6万円が振り込まれているにも拘らず、3か月収支はプラス5万円のみです。 収支が黒字なので及第点ですが、出産祝い以外にイレギュラーな出費がなかったかどうかを調べた方がよいことでしょう。 このように普段はどんぶり勘定で過ごしていても、月1回の記録と3か月に1回の振り返りだけで、ざっくりとしたお金の流れをつかめます。