公立校に現れた世代屈指の左腕は2回3失点5奪三振と悔しい投球に…課題は変化球の精度
23日、第2回三重県・愛知県ピックアップチーム交流試合が開催され、来年の高校生を代表する147キロ左腕・芹澤 大地投手(高蔵寺)は第1試合に先発して2回を投げて、3失点、5奪三振だった。 【一覧】三重県・愛知県ピックアップチーム交流試合 選手・スタッフ 1回のアウトはすべて三振だった芹澤だが、2回は制球を乱し、また精度の甘い変化球を狙われ、3点を失った。 芹澤は「調子が良い時と比べると内容はまだですが、直球で三振が奪えたのはよかったと思います。変化球がまだダメで、打たれてしまったので冬場にしっかりと鍛えていきたいですね」と課題を語った。 選抜チームに合流してからは愛知県選抜の投手から変化球の握りを教わった。 「カーブは空振りが奪える精度までもっていきたいですし、スライダーはもう少し球速をあげてストレートに近い軌道にしたいです」 未完成なところに伸びしろを感じる。この経験を糧にさらに覚醒することができるか注目だ。