RISE女王・小林愛理奈、井上尚弥の前座登場の兄・小林豪己に熱いエール!
キックボクシングRISE女王の小林愛理奈(ありな)が21日、自身のXに、兄でボクシングWBOアジア・ミニマム級王者・小林豪己(ごうき=真正)へ「KOでおにーちゃんに繋げます」と熱いエールを送った。 豪己は12月24日に有明アリーナにて行われるスーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥vsサム・グッドマンの世界戦のアンダーカードに登場し、自身の持つWBOアジア・ミニマム級タイトル防衛戦として高田勇仁(ライオンズ/前日本ミニマム級王者)の挑戦を受ける。妹の愛理奈は兄譲りの剛腕で、KOの絆をつなげられるか注目だ。 【フォト&動画】小林愛理奈、女子離れした豪快ボディブローKOの瞬間! 愛理奈は女子離れしたパワーを武器とするフルコンタクト空手出身の実力者で、戦績13勝(4KO)3敗1分の現RISE QUEENミニフライ級王者。前戦の『RISE 182』ではミニフライ級からフライ級に階級を上げ、ビョン・ボギョンと対戦し強烈なパンチのラッシュで圧倒して判定3-0で勝利を収めたばかりだ。 その愛理奈は、兄のタイトル防衛戦の9日前となる12月15日に東京・後楽園ホールで開催される『RISE 184』の[RISE QUEEN フライ級(-52kg)タイトルマッチ 3分5R 無制限延長ラウンド]に出場し、王者テッサ・デ・コム(オランダ/Fightteam Vlaardingen)のタイトルに挑戦する。 ここでテッサを破りタイトルを獲得すれば、RISE初となる二階級同時制覇となるため、大きな注目を集めている。 また、兄の豪己は22年12月にマルコ・ジョン・リメンツォを破りWBOアジア・ミニマム級王座を獲得。一度目の防衛戦を成功した後、23年8月にジェイク・アンパロに判定負けを喫して王座陥落。24年2月に金谷勇利をKOし、6月にジョセフ・スマボンを下してタイトル防衛に成功した。今回は鬼門となる二度目の王座防衛戦を行う。 妹の愛理奈がテッサをKOして兄につなげれば、こんなに心強いエールはない。兄妹の強い絆が、KO勝ちの連鎖を見せてくれるかもしれない。12月は15日のRISE、そして24日のボクシングが熱くなりそうだ。