ジョン・ボイエガ、『スター・ウォーズ』の「人種差別」批判についてルーカスフィルム社長と話し合う
『スター・ウォーズ』に出演しているジョン・ボイエガが同シリーズに対する批判を述べたことに続き、ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディとさらに話し合いを持った。 先頃、フィンランド人俳優のボイエガは、続三部作で自分のキャラクターがますます蔑ろにされているだけでなく、有色人種の俳優も脇に追いやられているとディズニーを批判した。 そして彼は自分の正直さが次の人の助けになることを願うと説明して、スタジオからの反応について語った。 【写真】人種差別に怒りと悲しみの声を上げた21人のセレブたち ボイエガはBBCに「キャスリーン・ケネディから電話をもらったのだけれど、彼女は言葉で支持を示してくれて、僕たち双方にとって有益なとても率直で正直な会話ができた」とコメント。 「こういうタイプの話は、自分のキャラクターを守ろうとしているだけのように聞こえがちだと思うけど、これは誰もが入っていける会話だというところが素晴らしいんだ。特にマーベルや『スター・ウォーズ』のような大きなシリーズに大好きなキャラクターがいれば、それを通して自分を表現できる」 「僕たちは、彼らが演じるシーンを見て、彼らのことを好きになる。その瞬間があるから大好きになるんだ。そういうヒーロー的瞬間はプロデューサーたちがキャラクターに与えようと決めるもの。黒人や他の有色人種のカルチャー出身のキャラクターにもそういう瞬間があるのを見なきゃいけない」 ボイエガの次作はスティーブ・マックイーン監督によるSmall Axeシリーズの『Red, White and Blue』で、早くも自己ベストの演技と評判が高い。
Translation: Mitsuko Kanno