【デスク便り】香港国際競走へ外国馬が続々と現地到着!アイルランド調教馬のハーツクライ産駒も
香港ジョッキークラブから続々と香港国際競走(12月8日=シャティン)関連の情報、外国馬の香港到着についてのリリースが届きます。ずいぶん前に外国馬のフライトスケジュールも来ていて、どの馬がいつ現地香港入りするのかも詳細にわかります。 先日、27日夜に栗東所属の日本馬が香港へ到着しました。それより早い19日、オーストラリアに遠征していた欧州馬がオーストラリアから香港へ到着。オーストラリア調教馬は26日未明に到着。先日のバーレーンインターナショナルトロフィーで連覇を果たした英国のスピリットダンサー、3着だったフランスのカリフは、バーレーン発で昨夜の午後11時過ぎに香港へ到着。 そして、今日(30日)はアイルランド組(4頭)、フランス組(2頭)、英国組(5頭)が別々の便で香港へ到着予定になっています。 美浦所属の日本馬4頭は1日の未明に香港へ到着予定。外国馬で最後に香港へ入るのは、米国馬として久しぶりに香港国際競走参戦になるノーボールズ(香港スプリント出走予定)で、同じく1日の午前3時過ぎの予定です。 先ほど、香港ジョッキークラブはX(旧ツイッター)にアイルランド調教馬の到着の写真を投稿しました。4頭はいずれもエイダン・オブライエン厩舎で、香港ヴァーズに出走予定のルクセンブルクとコンティニュアス、香港カップに出走予定のコンテントとウイングスパンです。 先週のジャパンCにはアイルランドからディープインパクト産駒オーギュストロダンがやってきて、武豊騎手が騎乗したハーツクライ産駒ドウデュースが素晴らしい勝利をおさめました。 来週末は香港の地で、アイルランドからやってきた日本生まれのハーツクライ産駒コンティニュアスが日本馬と一緒に走ります(過去2年の凱旋門賞で日本馬と対戦経験あり)。 ルクセンブルクはBCターフで敗れた後に来年からアイルランドで“ナショナルハント(障害競走)向け種牡馬”になることが発表されているので、ここがラストランになるのでしょうか。昨年は香港カップでロマンチックウォリアーと短頭差の2着。最後にどんな走りを見せてくれるのか…、期待したくなります。 その地元の雄ロマンチックウォリアーが絶対的な存在として君臨する今年の香港カップに、エイダン・オブライエン師が出走させるのはコンテントとウイングスパン。どちらも3歳牝馬で、前者の前走はBCフィリー&メアターフ6着。後者はBCターフ5着でした。香港ジョッキークラブが発表している騎手の想定はコンテントがライアン・ムーア、ウイングスパンがウェイン・ローダンとなっています。 【競馬デスク@大阪中之島】