バウンサーの後輩・武田光司と「骨肉の争い」も新居すぐるは「慣れてる」 昨年は親友をサッカーボールキックで病院送りに【RIZIN DECADE】
「RIZIN DECADE」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第3部となる「RIZIN.49」の追加カード発表会見が12月5日、都内で開催された。 武田光司(フリー)vs 新居すぐる(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)の「仁義なき戦い」ともいえる一戦が発表された。2人は六本木のバウンサーとしての先輩後輩で、普段から仲がいいという関係。 新居は「今回の対戦相手の武田光司は格闘技をやる前から一緒にセキュリティーをやってきて、ずっと仲もいい。先に武田が格闘技をやってDEEPで王者になった。で、僕が結構後にパンクラスでベルトを獲れて、戦績では武田がすごく上で僕も尊敬している。去年の大晦日に僕が勝った時も、一人で車でクラブまで来てくれて“おめでとうございます。僕もいつかすぐるさんとやりたいです”と言って、その1年後に大晦日で、しかもRIZINの10年目というこんな大きい大会で武田とできるのは感慨深い。こんなところでできるなら思い切りつぶし合う試合をしたい。僕らの格闘技の生きざまを見てもらえたらうれしい」と意気込みを語る。
武田は「僕も格闘技で活躍していきたいと思って、インストラクターだけでは生計が保てなくて、それで働いたクラブにすぐるさんがいた。で、他にも面倒を見てくれた兄貴たちがいて。そういう好きなお兄ちゃんというか、プライベートでもかかわりのあるすぐるさんと試合をするとは思っていなかった、こんなすぐには。でもファイターとしての巡り合わせというのはあるのかなと思う。ここで絶対に勝たなければいけない。人としてもファイターとしても大きな試練だと思っているので、ここで勝って、さらに人としてもファイターとしても成長できたらと思っている。すぐるさん、よろしくお願いします」と新居との出会いを明かし、後列に座る新居に向いて頭を下げた。 互いの印象について語る場面では武田は「印象はアームロックと洗濯ばさみ。スタンドもすごく警戒しないといけないところはある」と言葉少な。一方、新居は「何回も練習しているので強さも分かっている。体力がすごい。あと立ち技も寝技も何でもできる。判定では勝てない。僕が勝つとしたら、パンチか寝技で極めるしかない。あと武田の一番の強さは顔がでかいので打たれ強い。フェザーに落としても顔のでかさが変わらなかった。本当に減量しているのかなといつも思うくらい顔がでかい。その打たれ強さに注意して殴ってやりたい」と先輩らしくいじる場面も。
【関連記事】
- バウンサーの後輩・武田光司と「骨肉の争い」も新居すぐるは「慣れてる」 昨年は親友をサッカーボールキックで病院送りに【RIZIN DECADE】
- 前フェザー級王者のケラモフが1階級上のライト級王者サトシに挑戦。堀口恭司は初防衛戦。元谷友貴と秋元強真が次期挑戦者決定戦【RIZIN DECADE】
- 伊澤星花がケガで欠場のRENAに「逃げるくらいなら最初から名前を出すな」【RIZIN DECADE】
- MMAルールで梅野源治と大雅が対戦。大雅の「頭突きだけはちょっと(笑)」に梅野は「いじるな」と苦笑い【RIZIN DECADE】
- 大雅のMMAのポテンシャルは? 「本人は転向するつもり」と榊原CEO【RIZIN DECADE】