森保監督「決勝戦ならではの緊張感ある試合だった」 神戸―G大阪の天皇杯決勝を視察
サッカー日本代表の森保一監督(56)が23日、東京・国立競技場で行われた神戸―G大阪の天皇杯決勝を視察し、「丁寧にゲームをつくりながらゴールに向かっていくという、決勝戦ならではの緊張感ある試合だった」と振り返った。 関西ダービーとなった一戦は、神戸のFW宮代大聖が後半19分に決勝ゴール。5大会ぶり2度目の頂点に立った。「タレントの能力を生かしてゴールに結びつけたという印象はある」と称えた。9年ぶりの優勝を逃したG大阪に対しても「凄くよく頑張っていたと思う」と言及。主将のFW宇佐美貴史が欠場というアクシデントに見舞われたが、「宇佐美選手の分まで気持ちをぶつけて、最後まで諦めずに戦っていたのが印象的だった」と語った。 森保ジャパンは19日に行われた26年W杯アジア最終予選のアウェー中国戦で年内の活動を終えた。8大会連続のW杯出場に向け、最終予選はC組首位を独走中。指揮官は「W杯出場、その先の目標に向けて、いい結果が得られていると思う。本当にいい年越しができる」と笑顔で話した。