<報国のペン>太平洋戦争、そのとき新聞は 戦争と西日本新聞(2) 笑顔の挿絵で銃後も鼓舞、作者はあの漫画家
先の戦争にペンで加担した「報国報道」は、西日本新聞も例外ではなかった。当時を振り返り、これからの報道にどう向き合うべきか、考える糧としたい。 ※この記事は2015年に掲載したもので、年齢などは当時のものです。 ■ ■ ■ 一目見れば、誰もがピンとくるに違いない。国民的漫画「サザエさん」に登場してきそうなキャラクターが、終戦1年前の1944年夏ごろから、西日本新聞の挿絵に登場する。 作者の署名はない。そこで東京の長谷川町子美術館を訪ね、橋本野乃子学芸員に鑑定してもらった。「町子独特の画風です。間違いないでしょう」
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