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【特集】「NO日本」 韓国国民の本音はどこに?

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 また、偶然入ったカフェで隣り合わせた50代とおぼしき女性客のグループが、日本との歴史問題を蒸し返す文大統領の姿勢や一連の対応を非難しているのを耳にしたときは正直驚かされた。  このように、ソウルや釜山といった日本からの観光客に人気の都市では「NO日本」の動きは少なく、平穏を保っているようだ。  それに対し、過疎化が進む地方の町や村では「NO日本」の横断幕が至るところで掲げられている。当然のことながら地方の町村にも日本人は在住している。加えて、韓国企業に勤務する日本人社員もいる。彼らに取材すると、周りの人から何かを言われた訳でなくても街中で横断幕を見たり、日本人が少ない環境というだけでストレスを感じるという声も聞かれた。  このような地域による温度差はどうして起きるのだろう。韓国人のKさん(40代・男性)は「韓国は政治絡みの地域対立が昔から激しい。加えて、日本以上に都市と地方の経済や教育などの格差が大きいことが今回の『NO日本』の温度差を生み出しているのだと思う」との分析を教えてくれた。

▼国民の本音はどこに  ほんの一部ではあるが、今回の騒動について韓国の人がどう思い、感じているかについて、紹介したいと思う。  日本の大学に留学をするAさん(20代)。日韓の関係が悪化している中、どのような思いで日本での留学生活を送っているのか気がかりであったが、彼女の会員制交流サイト(SNS)には日本語と韓国語を駆使して日本での楽しそうな生活の様子を数多く投稿されている。実際のところ、彼女はどう感じているのだろうか? 尋ねてみた。「日本に来てから日本がもっと好きになった」とAさん。日本の懐メロが大好きだというから驚きだ。彼女の両親も日韓関係の先行きを案じながらも娘が日本で充実した留学生活を送っていることを誇りに思っているという。  一方、妻が日本人のRさん(30代)と韓国人の夫Sさんの間に流れる空気は少し複雑になった。「日韓関係の悪化は好ましくない」という点では一致しているものの、不買運動に対する意見がかみ合わないのだ。「不買運動を国が主導する形で行うのは理解できないし、韓国のためにも良いことは一つもない」。Rさんがそう考えているのに対し、Sさんは「不買運動などはあくまで安倍政権に対するものであり、日本人個人に対してではない」とする。

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