元阪神・マートン氏が甲子園来場 古巣へエール「後半戦に期待」 能登半島地震のチャリティー活動や野球振興のため来日
元阪神のマット・マートン氏(42)が27日、甲子園球場を訪れ、古巣へエールを送った。「日本に来たらやっぱり甲子園に来ないとね。6年間お世話になったチームだし、応援しているんだ」。長男・マイカ君(15)らとバックネット裏で観戦し、球団初となるリーグ連覇にも期待を寄せた。 「優勝した後というのはオフシーズンも短いし、難しいのは分かっている。苦労しているところもあると思うけど、いい意味で、だんだんと落ち着いてきていると思う。後半戦に期待したいね」 マートン氏は10~15年まで阪神に在籍し、10年には214安打を放ち、イチローが持つプロ野球記録(当時)を塗り替えた。赤毛の助っ人としてファンからも愛された。 今回は能登半島地震のチャリティー活動や野球振興のため来日。「明日(28日は)石川で野球教室をやるんだ。いろんなお手伝いをさせていただけたら」と復興支援にも意欲的だった。