神崎恵「自分らしさをひとつに固める必要なんて全然ない」
皆さん、何かを新しく始めたいと思ったとき、「いや、でもコレって○○だし、無理だよね」って諦める方向をみて条件を出していませんか? 私、それをwith世代のときにやめました。 たとえば、私の場合は、子供がいるという条件を度外視して考えてみる。次に条件ありだったらどうかを自分に提示して、自分の中で帳尻を合わせ、どちらにしてもやる方向で足並みを揃えていく、そんな感じです。 また、ひとつしか手段がないと難しい時があるから、いろんな手を打てるようにも。たとえば、私の人生のテーマである、美容の素晴らしさを広めること。雑誌があり、イベントがあり、そういう声をたくさん持つことで声が通るようになる。 だから、女優のお仕事を受けることで、また違う“声”で伝えられるかもしれない、そう思って、今回、挑戦することにしました。 そして、もうひとつ。身にならない我慢や要らない人間はバーンと手放してみる。 人間関係もっていうと冷たく感じるかもしれないけど、惰性で付き合っている相手に時間をとられ、自分の気持ちを無駄にしていた経験から、そう思います。手放して、そのぶんのエネルギーを踏み出すパワーや時間へと変換するべき! 今、環境が変化していく中で、真剣に向き合うことは大事だけど、それに負けない楽しさを感じていかないと、正直、やってられない。そして、もったいない。自分の意見を持っている、好き嫌いを感じるだけでもいい。 自分らしさを探してもがいていてもいい。自分の直感や好きなものに敏感でいることで、気持ちよく過ごしやすくなるはず。事実、私がそう。毎日、楽しくて、もっともっと自分の可能性を試していきたいと思っています。
自粛期間中に精力的にインスタライブを配信。美容に関する情報から、トレーニングや料理をする姿まで。明るくイキイキと動く彼女に「沈みがちな気持ちが元気になる」「前向きになる」との声が多数。
9月末に発売予定の『神崎CARE』(ワニブックス)。今、彼女がしている顔、髪、カラダ、心にしているケアをぎゅーっと凝縮。美しく筋肉のついた女性らしいカラダをつくるトレーニング法も網羅。