「史上初」が勢ぞろい!バイデン新米大統領の政権を支える女性たちをチェック
1月20日、アメリカのジョー・バイデン新内閣が発足。その顔ぶれを見ると、日本に比べると圧倒的に女性の比率が高くてしかもその人種や生い立ち、経歴はさまざま! 多様性を重視するあまり、その手腕に疑問の声があるのも事実だけれど……。 そこで特に注目したい、バイデン新大統領を支える経験豊かでウィットに富んだ女性たちをピックアップ。“史上初”の肩書を数多く持つスペシャリストで、女性、妻そしてママとしても、パワフルに活躍する彼女たちを要チェック! 【写真】女性初の米副大統領に!カマラ・ハリスについて改めておさらい
カマラ・ハリス(副大統領)
『ELLE』や『VOGUE』でも表紙を飾り、今や時の人となったご存じカマラ・ハリス氏。“次期大統領候補”として、国内外から熱い視線が集まるパワフルウーマン。ベーシックカラーのパンツスーツ、パールネックレス、そしてコンバースのスニーカーを愛用する、自分らしさを追求したファッションに女性からの好感度も高い。 ハリス氏はジャマイカ人の父親とインド人の母親のもとに生まれた移民2世。歴史的に黒人大学として知られる名門ハワード大学で学んだ後、カリフォルニア大学ロースクールを卒業し、法曹の道へ。2011年には、初の女性・アフリカ系・インド系としてカリフォルニア州司法長官に就任。2016年には上院議員選挙に出馬し当選。 ハリス氏は、社会運動に熱心だった母親の「他人への奉仕は人生の目的」との教えを絶対的な人生の指針とし、幼いころに自身も経験した人種差別には強い態度で臨んでいる。2014年に結婚した弁護士のダグ・エムホフ氏もハリス氏の政治活動を全面的に応援! これからの世界をどう形づくっていくのか、ぜひ見守りたい。
デブ・ハーランド(内務長官)
先住民の女性の光になる!? 歴史的な入閣を果たしたのが、デブ・ハーランド氏。 ハーランド氏は2018年、ネイティブ・アメリカン女性として初めてアメリカの国会議員(下院)に当選。これは先住民が市民権を得て約100年の時が経つなかでの快挙だった。 ハーランド氏はニューメキシコ大学でネイティブ・アメリカンの法律を学び、法務博士を取得。ネイティブ・アメリカンの州投票指揮者を務めるなど、先住民の権利向上に尽力してきた。 プライベートではシングルマザーとして、1人娘を育てた。マラソンとごちそうづくりが趣味だという。