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日本のテレワークは大丈夫? 企業のクラウド導入率は18%「相当スローな状況」

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MONEYzine

 ガートナー ジャパンは、日本におけるクラウド・コンピューティングの導入率は平均18%との調査結果を発表。テレワークを実現する環境が未整備の企業が多いようだ。

 ガートナー ジャパンは、2020年1月に実施した日本企業のクラウド・コンピューティング度入状況についての調査結果を5月14日に発表。クラウド・コンピューティングの導入率は平均で18%となった(回答数は515件)。

 以下のグラフは、2012年から2020年にかけての各種クラウド・コンピューティングの導入率。最も導入率の高いSaaSでも2020年は31%にとどまっている。これらのサービスは、現在コロナ対策として推奨されているテレワークでも必要な環境であることから、この状況が改善されなければ、今後大きな問題となりそうだ。

 同社のアナリストの分析によると、「クラウド・コンピューティング」というキーワードは2006年に世に登場し、それから優に10年以上が経過しているが、日本企業におけるクラウドの浸透は“相当にスローな状況”だという。

 また、こうしたサービスを使いこなすためのスキル獲得に関して具体的にどのような状況にあるかを尋ねたところ、回答者の74%がクラウドに関するスキルの獲得を重要と認識しているが、うち49%は実際のスキル獲得を現場任せにしている実態が浮き彫りになった。

 企業は「クラウドか、オンプレミスか」といった議論を卒業し、クラウドを自ら運用することで、新たなコンピューティング・スタイルへとシフトする必要がある。昨今の新型コロナウイルス感染症への対応や、将来を見越した“ニュー・ノーマル”といった議論が生まれる中で、こうした変化が加速する可能性が高まっているとガートナーは分析している。

MONEYzine編集部[著]

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