東北新社、３Ｄのデューディリジェンスを指定の方法・範囲で受け入れ
（ブルームバーグ）： 東北新社は22日、３Ｄインベストメント・パートナーズからの株式非公開化の提案に対し、デュー・ディリジェンスを東北新社が指定する方法・範囲で受け入れるとの回答書を提出したと発表した。
東北新社は現時点で提案に応じる方針を決定していない。独立社外取締役で構成する特別委員会は、支配株主に株式売却意思がないことや、３Ｄの企業価値向上策は東北新社の企業価値向上策よりも優れたものとはいえないなどとする意見を21日に提出した。
東北新社は、企業価値の向上や株主共同の利益確保の観点から最良の選択肢を追求するため、同社が指定する内容の守秘義務誓約書を３Ｄが差し入れることを条件に、３Ｄによるデュー・ディリジェンスを受け入れることを決定した。
東北新社は７月、３Ｄから公開買い付け（ＴＯＢ）を通じて株式を非公開化する提案を受けたと発表していた。３Ｄの発表によると、想定買い付け価格は１株600－650円。
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Akemi Terukina
