銀行と警察が合同で特殊詐欺被害防止を呼びかけ
とちぎテレビ
SNS型投資詐欺や特殊詐欺の被害を未然に防ごうと、銀行と警察が合同で13日、注意を呼びかける啓発活動を行いました。 宇都宮市東宿郷にある栃木銀行宇都宮東支店は13日、年金の支給日に合わせて警察と合同で、詐欺の被害防止に向けた啓発活動を実施しました。年金の支給日は詐欺の被害にあう割合が高い高齢者が銀行に訪れることが多く、県警が毎月15日を「特殊詐欺被害発生ゼロの日」に指定していることから、栃木銀行の10の支店で初めて一斉に行いました。 宇都宮東支店の行員と警察官、ボランティアなどおよそ30人が参加したほか、バスケットボールBリーグ宇都宮ブレックスのマスコット「ブレッキー」と、チアリーダーの「ブレクシー」も加わり、訪れた人にチラシなどを配り注意を呼びかけました。 栃木県警によりますと、県内では今年11月末までに「特殊詐欺事件」は112件確認されていて、被害金額は、およそ4億9900万円に上ります。一方「SNS型投資・ロマンス詐欺事件」は、56件確認されていて、被害金額がおよそ9億3千万円と、件数、被害額ともに前の年の同じ時期より増えていることから、警察で注意を呼びかけています。
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