コロナで外出避けて買い物 ネットスーパーのお得な使い方
新型コロナウイルスの感染拡大により、ネットスーパーへの関心が高まっているようです。家にいながらにして食材などの買い物ができるネットスーパーは、使ったことがない人にとっては「聞いたことはあるけど、よく分からない」、使っている人にとっては「生活になくてはならない存在」と二極化しているのが現状です。筆者は後者にあたり、10年以上ネットスーパーで買い物をしています。今では習慣として「買い物に行く」ということがなくなりました。 今回はネットスーパーとはどういうものか、お得な利用法などをご紹介します。
従来のネット通販とネットスーパーの違い
従来のネット通販は、どこかの店舗や倉庫から全国に宅配業者を使って配送されるもので、基本的には利用者の居住地に制限はありません。一方のネットスーパーは、自宅近くのスーパーが自社便で直接届けるものになります。そのためネットスーパーを利用するには、イトーヨーカドーやイオン、西友などネットスーパーを手掛けている実店舗の対象エリア内に住んでいなくてはならないという条件があります。 ネットスーパーの最大の特徴は、スーパーに売っている食料品や日用雑貨を家に届けてもらえるということです。天候の悪い日や体調の悪い日でも買い物ができるという点や、重たい商品やかさばる商品を玄関前まで届けてもらえるという利点もあります。
配達のタイミングや在宅の必要は?
その日の利用者数にもよりますが、多くのネットスーパーはネットで注文してから最短3時間程度で届けられます。店舗によりますが、当日から数日後までの2~3時間の幅で配達時間を指定でき、予約枠の制限人数に達するまで受け付けています。ただしコロナ禍となってから利用者が増えたため、当日の枠は早くに埋まってしまう店舗も多くなっています。 基本的には指定した時間帯に在宅して受け取るものですが、イオンの一部店舗においては「置き楽」というサービスがあります。不在時でも鍵付きのボックスに入れて置いていってくれるというものです。送料とは別に置き楽サービス利用料1回100円(税別)がかかりますが、通勤電車の中でスマホでオーダーし、帰宅したら家の前に食材が届いているというような利用も可能です。(入り口がオートロックのマンションなどでは利用できないこともあります)