Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

心臓外科医に聞く“withコロナ時代”の病院選びのポイントは

配信

Medical Note

◇必要な手術を適切な方法とタイミングで行う責任

まずお伝えしたいのは、新型コロナを恐れて受診を控えたり自己判断で治療を中断したりすることは避けていただきたいということです。 先ほど述べたように、新型コロナの影響によって患者さんが病院を受診したり検査を受けたりする機会が減ることで、適切なタイミングで適切な治療を受けられない可能性があります。このような状況を回避するために、オンライン診療を受けることを検討してください。 我々としては、患者さんが新型コロナを恐れて必要な受診を控えたり自己判断で治療を中断したりすることを避ける環境をつくることが急務です。例えば当院では、患者さんが気軽に相談できるようオンライン診療システム(メール相談、セカンドオピニオン外来)を活用し、「手術が本当に必要か」「どの治療法が最適か」「手術の詳細やリスクを知りたい」といったご相談にも対応して、適切な方法とタイミングで検査や治療を受けられるようサポートしています。

◇感染対策を徹底し、手術を行う責任

手術にはどうしても感染症のリスクが伴います。さらにwithコロナ時代には、術前術後に起こりうるあらゆる感染症の鑑別診断の1つとして、新型コロナウイルス感染症を考慮しなければなりません。では、リスク低減のためにはどのような方法が考えられるでしょうか。 私たちは新型コロナの影響を考慮して、従来から行っていた感染症内科との連携をさらに強化し、周術期における感染症対策を徹底しています。例えば、手指消毒や感染防護具の着用、面会制限、来院者のコロナスクリーニング、院内のゾーニングなどです。 手術前後(特に術後)の発熱はさまざまな要因で起こりますが、現在、心臓手術の術前・術後に発熱があった場合には新型コロナウイルス感染症の可能性を考慮し、全例、感染症内科医の見解を聞いたうえで検査・治療方針を検討しています。 このような体制と密な連携により、患者さんが新型コロナウイルス感染症を発症した場合でも、迅速に初動を起こすことを可能にしました。 手術を受けるにあたっては、その病院の感染症対策についても確認が求められます。

【関連記事】