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静岡高出身の西武鈴木将平、19日の開幕に向け「試合に出て、テレビに映って、元気を与えられたら」

配信

静岡朝日テレビ

1カ月半ぶりの全体練習「実戦感覚戻すように」

 新型コロナウイルスによって遅れていたプロ野球の開幕が、今月19日に決まりました。試合数が120試合に減るなど、異例のシーズンになりますが、静岡高校OBで埼玉西武ライオンズの鈴木将平選手が、決意を語りました。 鈴木将平選手:「ずっと準備している状態だったので、なんとかやれるというのはすごいうれしいことですね」  静岡朝日テレビの取材に率直な気持ちを語ってくれたのは、静岡高校OBで、埼玉西武ライオンズの鈴木将平選手(22)です。ライオンズは、先月18日、1カ月半ぶりに全体練習を再開しました。 鈴木将平選手:「人の球を打つのもすごい久しぶりですし、実戦感覚を戻すようにみんなやっています。こうやってドームで(練習を)やって試合がどんどん近づいてきている感覚はあります」

ウエートトレーニングに重点「強い打球打たないと足が生かせない」

 富士市出身の鈴木選手は、プロ3年目の去年7月、千葉ロッテとの試合でプロ初ヒットを放つなど1軍で16試合に出場しました。勝負の1年と位置付けた今年。2月のキャンプでは侍ジャパンの山川穂高選手ら実績のある選手がそろう中、積極的に声を出し練習を引っ張っていました。 鈴木将平選手(キャンプ時):「存在感を出せるように頑張っています。今年はレギュラーを取って、自分の人生を変えられるような活躍ができたらいい」  その言葉通り、オープン戦では打率3割3分3厘をマーク。最後の実戦となった練習試合でもタイムリーヒットを放ち、レギュラー獲得へ必死のアピールを続けていました。  しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が延期してしまいます。  本拠地のある埼玉県は特定警戒都道府県に。全体練習を取りやめ、個人練習となった中、鈴木選手はウエートトレーニングを重点的に取り組みました。担いでいるバーベルは、15キロです。 鈴木将平選手:「強い打球を打たないと自分の足も生かせないし、いまは本当に打撃のための体づくりをしています」

甲子園大会中止に「当事者にしか分からない悲しさ、ショック」

 逆境を力に。そんな鈴木選手のもとに、先月20日、衝撃的なニュースが届きました。  夏の甲子園大会と地方大会の中止決定。鈴木選手は甲子園に憧れ、常連校の静岡高校に進み、3回甲子園の土を踏みました。 鈴木将平選手:「当事者にしかわからない悲しさというか、ショックは受けました」  静岡県高野連は現在、県独自の大会を無観客で開催することを検討しています。開催されることになれば、高校3年生にとって“花道”となる大会。鈴木選手も開催を望むのは“最後の夏”がもっとも思い出に残っているからです。  主将として迎えた3年生の夏。静岡高校は、4回戦で浜松商業と対戦。鈴木選手は、9回裏2アウト2塁、1発出ればサヨナラという場面で打席に立ちライトフライ。最後のバッターとして夏を終えました。 鈴木将平選手:「自分が最後の打者だったんですけど、いまでも、甲子園にいったことよりも覚えていますし、(いまの3年生が)出し切れるような舞台を作っていただいたら、高校生はやっぱりうれしいだろうなと思います」  見えないウイルスによって、日本中に閉そく感が漂う中、プロスポーツ界で先陣を切って開幕するプロ野球。無観客という異例の形ながら鈴木選手は静岡に活躍を届けることを誓いました。 鈴木将平選手:「プレーしている姿を安定してお届けできれば、それは誰かの力になれるというか、影響力のある場所にいると思うので、とにかく試合に出て、テレビに映って、誰かに元気を与えられたらいいなとは思います」