子どもの結婚費用や不動産購入費用、どれくらい支援してる?令和の親から子への金銭支援の最新事情
困ったときの親頼み 「親から金銭面の支援を受けたことがある」約2人に1人
親子間の金銭面の支援について質問した。これまでに、親から金銭面の支援を受けたことがあるかを聞いたところ、「受けたことがある」は47.4%、「受けたことはない」は52.6%となった。 親から金銭面の支援を受けたことがあるものを聞いたところ、「結婚費用」(25.5%)が最も高くなり、「生活費(社会人以降)」(24.2%)、「不動産購入時の頭金」(16.0%)、「子どもの教育資金」(14.8%)、「自動車購入時の頭金」(13.8%)と続いた。 支援額の平均(受けたことがある人)をみると、「結婚費用」は139.7万円、「生活費(社会人以降)」は133.3万円、「不動産購入時の頭金」は517.4万円、「子どもの教育資金」は187.0万円、「自動車購入時の頭金」は150.0万円となった。
「親に金銭面の支援をしたことがある」25%、九州・沖縄では38%
他方、これまでに、親に金銭面の支援をしたことがあるかを聞いたところ、「したことがある」は25.4%、「したことはない」は74.6%となった。年代別にみると、「したことがある」と回答した人の割合は、上の年代ほど高くなる傾向がみられ、60代では29.7%となった。 また、居住エリア別にみると、「したことがある」と回答した人の割合は、九州・沖縄では37.9%と、他のエリアと比べて10ポイント以上高くなった。 親に金銭面の支援をしたことがあるものを聞いたところ、「生活費」(17.4%)が最も高くなり、「旅行費」(9.7%)、「医療費」(7.2%)、「遊興費・交際費」(6.0%)、「冠婚葬祭費」(5.9%)と続いた。 支援額の平均(したことがある人)をみると、「生活費」は150.2万円、「旅行費」は38.4万円、「医療費」は45.5万円、「遊興費・交際費」は27.5万円、「冠婚葬祭費」は32.9万円、「住宅購入・リフォーム・転居の費用」は255.4万円、「介護費」は67.0万円、「住宅ローン・借入金の返済」は485.5万円だった。 <調査概要> 調査タイトル :『おとなの親子』の生活調査2024 調査対象 :ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする 70歳以上の実の親がいる40~69歳の男女 調査期間 :2024年9月10日~9月11日 調査方法 :インターネット調査 調査地域 :全国 有効回答数 :2,000サンプル 調査協力会社 :ネットエイジア株式会社 出典:PGF生命調べ 構成/こじへい
@DIME編集部