14人が自慢ののど披露 沖之永良部民謡コンクール
沖之永良部民謡協会(赤地一成会長)主催の2020年度第9回沖之永良部民謡コンクールと教師・師範免許試験が24日、鹿児島県知名町のおきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちなであった。コンクール3部門に12人、教師免許試験に2人が出場して自慢ののどを披露し、11人が合格した。 優れた新進芸能家の発掘と伝統芸能である沖永良部民謡の向上、普及啓発が目的。コンクールには新人賞部門3人、優秀賞部門7人、最高賞部門2人が出場。「永良部百合の花」「サイサイ節」「いちきゃ節」など部門別の課題曲を発表した。 協会の福田原里師範を審査員長に8人の審査員が音程、弾き方、節回しなど10項目で採点した。合格者は12月の沖之永良部民謡協会芸術祭(知名町)の出場権を得た。 福田審査員長は「人前で演奏することは緊張すると思うが、経験を積めばもっと素晴らしい歌と三味線演奏ができるようになる。これからも練習を続けてほしい」と講評した。
奄美の南海日日新聞