大みそかに安保と対戦のガルシア M・タイソンに勝利のポールに宣戦布告「KOしてやる」
元WBC世界ライト級暫定王者ライアン・ガルシア(26=米国)が元世界ヘビー王者マイク・タイソン(58=米国)に判定で勝利したジェイク・ポール(27=米国)に宣戦布告した。 禁止薬物の陽性反応が出たため、1年間の出場停止となったガルシアは大みそかの「RIZIN DECADE」で元K―1スーパーライト級王者の安保瑠輝也とエキシビションマッチを行う一方、新たにポールをターゲットにしている。米メディア「SI」によると、ガルシアは「どこに行っても『ジェイク・ポールと戦ってほしい』という声が聞こえる。私は人々が望むものを提供しなければならない。それが私のやってきたことだ」と語ったという。 ガルシアがポールを敵視する理由は安保戦を決意した理由と同じだ。安保が元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオとエキシビションで対戦した際にガルシアは「彼を殴り倒そうとしていた。チャンスがあればこいつをノックアウトしてやる」と思ったという。ポール戦を熱望することにも「彼はマイクおじさん(タイソン)をやっつけようとしていた。パッキャオに対するものと、この件に対しては同じ気持ちだ」とし、敬愛するボクサーらに対戦した相手の「不快な態度」が気に入らなかったという 同メディアは「ガルシアはポールのキャリアを終わらせると約束した」とし「試合に同意すれば不利な体重でも喜んで戦うと語った」と報道。次のターゲットに指名したようだ。
東スポWEB