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「マーティン・エデン」主演俳優が撮影回想「大きな旅でした」、日本の観客とQ&A

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映画ナタリー

「マーティン・エデン」の初日オンライン舞台挨拶が9月18日に東京・シネスイッチ銀座で開催され、主演のルカ・マリネッリ、監督のピエトロ・マルチェッロが出席した。 【動画】「マーティン・エデン」予告編(メディアギャラリー他17件) 「野性の呼び声」で知られるジャック・ロンドンの自伝的小説をイタリアを舞台にして映画化した本作。貧しい船乗りの青年マーティンが上流階級の娘エレナと恋に落ち、作家になる夢に向かって突き進むさまが描かれる。鑑賞後の観客の前にフランス・パリから登場した2人。マルチェッロが「この大変な状況の中、この作品を日本で公開してもらえて、とてもうれしいです」と感謝を伝えると、マリネッリは「この作品と日本に行けば、とても素晴らしい旅になったと思います。旅といえば、この作品の製作もピエトロとの大きな旅で冒険でした」と語った。 観客との質疑応答で「撮影現場では、脚本通りに撮影が進みましたか? それとも現場で作り上げた部分が多かったですか?」という質問が飛ぶと、マルチェッロは「この作品では、ルカに任せた部分も多くありました。労働者階級から作家になるという非常に大きな変貌を遂げる主人公ですが、原作に描かれた倫理観や、ルカという優れた役者を得たことでマーティン・エデンという人物ができあがっていったのです」と回答。また、ナポリの美しい風景に話が及ぶとマリネッリは「この風景の選択は自分にとっても非常に大事なことでした。映画の中で、郊外の家で窓を開けて平原を見るというシーンがありましたが、そのときは自分自身も大きな感動を受けました」と述懐した。 最後に「グラッツェ!」と観客にお礼を述べたマリネッリは、「自分にとって、役者としても、人間としても忘れ難い経験となった作品です。映画が皆さんに語りかけて、そこから何かが伝わることを願っています」と挨拶。マルチェッロは「原作を20歳の頃に読んでから20年を経て映画化することができました。この物語の魅力は普遍的なテーマを扱っていることだと思います。マーティン・エデンいう主人公はハムレットのような典型的な人物像。マーティンを演じられる強い力を持った役者としてルカを選びました」と映画化への道のりを振り返り、「マーティン・エデンの冒険が、皆さんの心に届くことを願ってます」と呼びかけた。 「マーティン・エデン」は全国で公開中。 (c)2019 AVVENTUROSA - IBC MOVIE- SHELLAC SUD -BR -ARTE  

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