感染発表数が過去最多を更新か…長崎市長が「非常事態行動」呼びかけ医療界からは「医療崩壊始まる」
7日、県内での新型コロナウイルス感染が多数確認されています。 1日の感染発表数が55人を超え、過去最多を更新する見通しだということです。 長崎市の田上富久市長は記者会見を開き、「非常事態行動」を発表。 不要不急の外出を控えて人との接触を極力減らすことなどを呼びかけました。 一方、長崎大学病院や長崎みなとメディカルセンター、長崎原爆病院、済生会長崎病院は「医療全体が崩壊しかねない非常事態を迎えている」と発表しました。 長崎市内の二次救急医療を担う長崎みなとメディカルセンター、長崎原爆病院、済生会長崎病院は、新型コロナ患者対応のため一般病床縮小していて、救急入院の受け入れが厳しい状況に陥っているとしています。 この影響で、他の救急協力医療機関でも満床に近い状況になっていて、救急受け入れができなくなり、脳卒中や心臓病などの救急医療が停止するような危機的な状況になることも想定されるとしています。