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愛された温泉「桜湯」の湯煙再び

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山形新聞

 長井市寺泉でかつて営業していた日帰り温泉施設「長井あやめ温泉桜湯」が改装され、「ニュー桜湯」として近くオープンする運びとなった。新たな運営の担い手は地元企業。住民の憩いの場だった施設を復活させ、社員の福利厚生にも活用しようと、再スタートに向けて準備を進めている。  旧桜湯は市西部の高台にある。地元の西根転作機械利用組合が別目的で掘削した際に掘り当てた温泉を利用し、運営してきた。木造2階建てで延べ床面積は約350平方メートル。市街地を遠望できる岩風呂や食堂があり、家族連れなどでにぎわった。機器故障などを理由に、2015年度を最後に営業を停止した。  関係者たちは再開を目指して取り組んだがかなわず、地元の手塚建材(手塚隆幸社長)が地域貢献の一環として引き継ぐことになった。故障していた源泉くみ上げポンプを更新し、高出力のボイラーなどの設備を導入した。浴室は一部を板張りにし、壁を貼り替えるなど内装をリフォーム。2階は従来通り食堂と和室の休憩室とした。同社が100%出資する株式会社「長井あやめ温泉ニュー桜湯」が運営を担う。

 供給時の湯温は42度で、泉質はナトリウム―硫酸塩・塩化物冷鉱泉。営業日は週6日程度。午前10時~午後8時に営業し、入浴料は一般300円、小学生150円、未就学児は無料。2階の休憩室は1人200円で2時間利用できる。手塚社長は「地域の財産である桜湯が続いてほしいと思った」と運営を引き継いだ理由を語り、「泉質の良い湯を楽しんでほしい」と話している。問い合わせは手塚建材0238(84)6546。

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