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富山県初の「新型コロナウイルス」関連破たん 小矢部SAで店舗を運営していた小矢部サービスステーション(株)が破産申請へ、近年は利用客の減少に苦闘していた

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東京商工リサーチ

 小矢部サービスステーション(株)(TSR企業コード:590159941、法人番号:8230001009002、小矢部市浅地135-2、設立1973(昭和48)年6月、資本金7000万円、柴田紀久雄社長)は5月8日までに事業を停止し、破産手続きを沖野陽平弁護士(沖野陽平法律事務所、金沢市鞍月3-127、電話076-268-6115)に一任した。  負債総額は約2億5000万円。  北陸自動車道上り小矢部SAで飲食店および売店を運営していた。1991年12月には工場を建設し、売店で販売する土産物用のます寿司や加賀伝統野菜五郎島金時を使った芋まんじゅう「いもっ娘」の製造販売も手掛け、2010年6月期には売上高約6億円を計上していた。  しかし、近年は利用客の減少や客単価の下落などから売上はジリ貧で推移していたうえ、原材料などの仕入高や人件費高騰も重なって採算性が悪化し赤字を散発。2019年6月期の売上高は約4億5000万円にとどまり、2017年6月期以降、3期連続で赤字を計上し、債務超過に陥っていた。  厳しい経営環境が続き、2019年12月にはレストランの営業を停止。こうしたなか、「新型コロナウイルス」感染拡大による外出自粛の影響から2020年4月以降、利用客が激減し業況は一層悪化した。  もともと資金繰りが逼迫していたうえ、売上急減も追い打ちをかけ、先行きの見通しが立たないことから事業継続を断念した。