2020年末「水瓶座の時代」への準備③ 12月22日までの“更新期”にやること
2020年12月22日(火)、社会の動きを象徴する木星と土星のビッグイベント「グレート・コンジャンクション」が起こり、新しい時代への扉が開かれます。新時代に備えて、今やっておくべきことを占星家の村上さなえさんが伝授! 【関連記事】2020年末は200年に一度の大転換期! 「水瓶座の時代」価値観はこう変わる 全5回シリーズでお届けします。
いよいよカウントダウン。11月14日から、一層の加速化が進みます
2020年12月22日がいよいよ近づいてきました。11月14日(土)には、パワーの星・火星が逆行を終了し、木星と土星を応援するかのように、そのエネルギーをまっすぐ使い始めます。 「振り返り期」で自分の問題点に気づいた。 「片づけ期」で身軽なカラダと環境を手に入れた。 キャリアに不満を抱えていた私も、ものを貯め込んでいた私も、全部、私、と受け入れたら、そろそろ新しい私のために、OSを積み替えましょう。 この20年に一度のグレート・コンジャンクションは、同時に、200年に一度のグランド・ミューテーションという特別な星のイベントでもありますが、加えて、もうひとつの特徴が、それが水瓶座0度という初期度数で起きる点です。 今現在、木星と土星は、山羊座を運行中。12月17日(木)に土星が水瓶座入りすると、2日後の19日(土)には、木星も水瓶座入りし、22日に、グレート・コンジャンクションを形成。2天体が水瓶座に入ってわずか一週間弱、星座のムードを味わう間もなく、あっという間にその時は訪れます。
新しい環境にふさわしいOSに意識をアップグレードする
昭和の末に登場した、大きな大きな携帯電話がスマートフォンへと進化したように、そしてレコードが、CD、ダウンロード、ストリーミングへと変容を遂げたように、今後、水瓶座のキーワードでもある“IT”はいっそうの進歩をとげるでしょう。 そして、今回「地の時代」から「風の時代」への移行で生じるパラダイムシフトは、「物質的価値」から「精神的価値」へ、というのがポイントです。 ものから、こころへ。ZOOMなどビデオ会議ツールが、打ち合わせという概念を変えたように、コロナ禍で私たちの生活様式が一気に変わったように、今回、水瓶座0度で起きるグレート・コンジャンクションもまた、「思いや考え方が変わるスピード感」を象徴するものとなるでしょう。 今年9月、米アカデミー賞の主催団体から作品賞に関する新基準が発表されました。 2024年から、役の主要ポストに白人以外の民族を、制作陣の主要ポストに女性やLGBTQ+、障がい者を起用することなど、新設された4つの基準のうち、2つを満たさなければ作品賞の対象外となる、というものです。 これに関しては、現在否定論者も多いようですし、一見、性急な決定に聞こえますが、来年には「そんなの当たり前。基準にするまでもない」という状態になっているはず。 日本の芸能界にはびこる忖度もまた、一掃されるでしょうし、何より、形式主義の象徴でもあった押印を廃止する動きからは、すでに「風の時代」は始まりつつあることを実感できます。 水瓶座は、めざす理想の実現のために改革を惜しまない、そんな性質を持つ星座です。よりよい社会、より大きな共感。ものや金を第一とする物質主義から解放され、従来の価値観を越える新しい意識の獲得をめざします。 改革の息吹に鈍感な人は、自分を取り巻く社会の様相がガラッと変わったときに、取り残されてしまいます。 だからこそ、新しい環境に備えて、自分自身のOSをアップグレードしておきましょう。難しいことはありません。意識革命ですから、新しいOSに変えるぞ、というあなたの気持ちひとつで事足ります。 今回の変化は、200年に一度というタイミングなので、一部更新のアップデートというイメージでなく、プログラム自体が変わるアップグレード、バージョンアップに近い、と心しておいて。 自分というコンピュータがアップグレード後の動作要件に満たしていない、なんてことが起きては困ります。 新しいOSの言語には、「差別」「不平等」「建前」「それは無理」「仕方ない」は、ないのです。