完全復活を目指すフェラーリ、ニューマシンの発表を2月17日に実施
フェラーリは、2月17日に2022年シーズンを戦うニューマシンを発表すると明かした。 フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは、12月の段階で2月中旬に新車を発表する予定だと語っていた。 そして今回、フェラーリはその計画を正式に発表。SNSで2月17日にニューマシンを発表すると投稿した。ただ、まだ2022年マシンの名称は明らかになっていない。 新車の発表日程を明らかにしたチームは、2月10日に『AMR22』を公開するアストンマーチンに次ぎ、フェラーリが2チーム目となる。 フェラーリは2020年に引き続き、2021年も未勝利に終わったが、カルロス・サインツJr.とシャルル・ルクレールが5度の表彰台と2度のポールポジションを獲得。過去40年間で最悪のシーズンとなった2020年から立ち直り、コンストラクターズランキング3位となった。 フェラーリはまた、ペース面だけでなく、ピットストップなどのレースオペレーションの面でもメルセデスやレッドブルに一歩近づいている。 2022年に導入される新しい技術規則は、フェラーリにとってトップチーム復帰の大きなチャンスとなる。マクラーレンとコンストラクターズランキング3位を巡って激しいバトルを繰り広げながらも、フェラーリは妥協せずにニューマシンの開発を進めていたようだ。 フェラーリの新車は、2月23日にスペインのカタルニア・サーキットで行なわれるプレシーズンテストで、発表後初めて長時間走行することになる。 この3日間のテストに続き、3月20日に開幕戦が開催されるバーレーンで3月10日から12日にかけてさらに3日間のテストが行なわれる。 フェラーリは印象的なシーズンを過ごしたサインツJr.との契約更新をすでに検討しており、この冬に話し合いが持たれる予定だ。彼の現行契約は2022年シーズン末で満了となる。
Luke Smith