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PRを超越して 乃木坂46にとって「ミュージックビデオ」が意味するもの

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オトナンサー

 乃木坂46のミュージックビデオ(MV)集「ALL MV COLLECTION 2~あの時の彼女たち~」が9月9日にリリースされました。2015年の初MV集から約5年を経ての第2弾となる今作、完全生産限定盤および初回仕様限定盤(いずれもBlu-rayとDVDの2形態)には、2016~2020年までに制作されたMV計67作品が収録されています。 【写真】「ALL MV COLLECTION 2~あの時の彼女たち~」完全生産限定盤Blu-ray  この5年間とは、乃木坂46にとって対社会的な意味でも組織内の構成の意味でも、多大な変化を経験した期間でした。乃木坂46が初めて、「NHK紅白歌合戦」出場を果たしたのは2015年末、前作のMV集第1弾が発売されたおよそ1週間後のことです。  以降、昨年まで5年連続で同番組に出場、その間、2017年と2018年には2年連続で「日本レコード大賞」を受賞し、大型音楽番組やアワードの常連となっていきました。また、所属メンバーや元メンバーがモデルや女優など、個人としてそれぞれの道に活路を見いだしていったことも相まって、乃木坂46はポップアイコンとして大きな有名性を獲得するに至ります。

グループの現在形~未来形を示す

 この期間はまた、グループ内にも大きな動きがもたらされました。特に象徴的なのは、センターポジションを務めるなど、乃木坂46の顔としての役割を果たしてきたメンバーたちが、相次いでグループから卒業していったことです。  今回のMV集には、深川麻衣さん、橋本奈々未さん、西野七瀬さん、白石麻衣さんらが在籍中、最後のシングル表題曲でセンターを務めた作品や、草創期から乃木坂46のシンボル的存在だった生駒里奈さんが最後に参加したMVなどが収録されています。  一方、それらの作品と前後するように、齋藤飛鳥さんや3期生の大園桃子さん、与田祐希さん、4期生の遠藤さくらさんが初めてシングル表題曲のセンターを経験し、グループ編成の現在形~未来形が示されてもいます。  社会的な立ち位置もグループとしてのありようも大きく変動していった2010年代後半の乃木坂46の軌跡が、このMV集にはパッケージされています。  このように、グループが変遷してきた記録としての意義も大きい今回のリリースですが、同時に、このMV集は乃木坂46というプロジェクトが「アイドル」という総合芸術の場に、どのようなクリエーティブを投じてきたのか、その一端を代表するものでもあります。

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