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これぞ究極の健康食!? 平塚のご当地麺『老郷本店』の酢っぱい「湯麺」を食べてきた

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食楽web

「タンメン」と聞いてイメージするのは、キャベツやモヤシなどの炒め野菜がのった塩味のラーメンですよね。ところが平塚でタンメンといえば「湯麺」を指し、一般的なタンメンとはまったく異なる麺料理なのをご存じでしょうか。 【関連画像】すべての写真を見る  筆者が初めて味わったのはかれこれ10年近く前になりますが、定期的に無性に食べたくなる一杯なんです。その美味しさの秘密を探るべく、平塚駅北口近くの有名店『老郷(ラオシャン)本店』を訪ねました。

丸見えの厨房から供されるこだわり満載、体にやさしい究極の一杯!

 岩間和治さんが3代目を務める『老郷本店』の創業は昭和32年。祖父が出兵した満州国で酢の食文化に出合い、帰国後、アメリカから大量にもたらされた小麦粉と酢で何か作れないかと試行錯誤の末に考案したのが、この「湯麺」です。  メニューは「湯麺」と「ギョウザ」の2品しかありません。ずっと変わらず64年、すごいですよね。ちなみに「湯麺」はスープに入った麺料理全般を指し、『老郷本店』の酢を使用した湯麺は「酢湯麺」、先の「タンメン」は「野菜湯麺」というのが本来の呼び名なのだそう。

 使用する麺は、小麦粉と塩だけで作られた創業時から変わらない中華麺。防腐剤や着色料などの添加物を一切使用しないオーガニック。無添加にこだわるのは「ここに来て、お金を払って食べてくれるお客さんのために、できるだけ体にいいものを」という、初代から受け継がれてきた思いにあるのだとか。 「添加物を使えばコストを下げられ仕事も楽になりますが、一つでも使ったら、そこからほころびが生じます。どんなに手間がかかろうとも無添加を守り続けます」(岩間さん)。

 ラーメン店でよく見る一人前用の深めのザルによる湯切り。ここではその光景は見られません。注文が入ると麺をやさしくほぐしながら、そっと大鍋の中へ。対流する湯の中で麺を泳がせ茹でていきます。「大鍋で泳がせながら茹でると麺に均一に火が入り、麺のヌメリもとれるので、麺同士がくっついてしまうこともありません」(岩間さん)  麺を茹でている間にどんぶりを温め、ワカメを湯通しし、茹であがりのタイミングを見計らってスープを準備。麺が茹で上がったら、きっちり一人前を素早く湯切りしてどんぶりに。一度だけ麺を引き上げて形を整え、具材を手際よく盛りつけたらできあがりです。

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