Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

中古マンションは「築6年15年」の間に売るべし!売却の成約率が高く、「値引きなし」で売れる可能性も

配信

ダイヤモンド不動産研究所

中古マンションの売却は、「築年数」で売れ行きに大きな差が!? 新築マンションを永住のために購入するなら、この点はあまり気にする必要はないが、いずれは買い換える、あるいは売却するつもりであれば、将来の売り時を頭に入れて人生設計を描いた方がいいかもしれない。(住宅ジャーナリスト・山下和之) 【図表】「築15年以内」なら値下げしなくても売れるワケ

「築20年」を超えると、ガクッと売れにくくなる

 中古マンションの”売りやすさ”は、「築年数」によってどのように変化するのだろうか。図表1は、新規に中古マンション市場に登録された物件のうち、何%が成約しているかを築年数帯別に比較したものだ。  2019年の実績でみると、最も新規登録成約率が高いのは「築6~10年」の31.9%で、次いで「築11~15年」の24.4%、「築16~20年」の23.3%となっている。築20年までは20%以上を維持しているのだが、築21年を過ぎると新規登録成約率は格段に低下する。「築21~25年」は17.3%で、「築26~30年」は13.5%、「築30年~」は12.6%にとどまっているのだ。  築年数が浅ければスムーズに売却できる物件が多いが、古い物件は簡単には売れないことが分かる。

通常は「指し値」が入って、売り出し時より成約価格が安くなる

 売り出した中古マンションの買主がなかなか見つからないときは、かなり思い切った値下げをしないと客が付きにくい。中途半端な値下げだと、結局売れないまま、さらに値下げをしなければならなくなる……といった悪循環に陥りかねない。  図表2は、築年数帯別の成約価格と、売り出し時の「レインズ(不動産仲介会社専用のデータベース)」への新規登録価格の変化を示している。(※なお、コロナ禍の現在も、売り出される物件数は半減したが、売り出し時の価格に値下がりは生じていない)  成約価格を示すブルーの折れ線グラフと、新規登録価格を示すオレンジの折れ線グラフを比較すると、基本的にはオレンジの新規登録価格のほうが上にあって、ブルーの成約価格が下に位置している。つまり、新規登録価格からある程度の指し値(希望価格)による交渉が行われて、一定の値引きによって成約価格が成立していると推測することができる。

【関連記事】