購入時から異音が出ていたサンバーのエアコン 本体交換も途中から「生ぬるい風」が……その原因は? トランポもリフレッシュしよう!! Vol.15
恐ろしいほど異音を発していたコンプレッサー
エアコンが効かなくなってしまった100系スーパーロングのハイエースを走らせていた経験が過去にあります。しかし、それ以上に厳しい暑さ(熱さ!!)なのが、エアコンが効かない軽トラックです。 【画像】エアコンが冷えない意外な原因!? サンバーエアコン交換の様子を画像で見る(15枚)
何しろキャビン=運転空間が小さな部屋なので、あっと言う間に、太陽光で温められてしまい、まじで「ヤバいよ、ヤバいよ~♪」になってしまいます。言葉で例えれば、ほんの一瞬であっちっちです。それがエアコン無し、もしくはエアコンが効かない軽トラの現実なのであります。
初代水没サンバーから、初期型TT1にダウングレードしてでも車両を入れ換えた最大の理由は、ズバリ「エアコン装備の有無」でした。その後、「元赤帽」の払い下げ車で、WRブルーにオールペン済だった三代目(三台目)に乗り換えた理由は、憧れだったスーパーチャージャー仕様のエンジンかつ2駆のTT1で、しかも探していた5速マニュアル車。さらには「エアコンがキンキンに効く!!」ことでした。 しかし、車両購入時には、コンプレッサー本体のクラッチプーリーから、ベアリングの異音が出ていました。そんな異音のお話しは了承済で購入しましたので、そのうち「エアコン本体を交換すれば良いだろう」などと、簡単に考えていました。 そんなエアコンからの異音が日増しに大きくなり、ある日、高速道路走行中のトンネル内で、窓を開けた時にビックリ仰天!! 今にも壊れそうな大きな音を発しているのが、我が軽トラサンバーでした。 そんな状況に気が付いてしまうと、いてもたってもいられません。今はキンキンに冷えるエアコンでも、いつかはベアリングが破損して、ロックしても不思議ではない状況ですし、ロックしたらまともに走ることすらできなくなります。
コンプレッサー交換後に不調発生……!?
バイク仲間で四輪のプロメカニックを通じて、スバル純正エアコン本体のリビルド品を購入しました。高圧側、低圧側の配管パイプ双方とも、冷媒ガスの漏れはありませんでしたが、念のためにエキスパンションバルブ+エバボレータ本体も同時に交換しました。