鴨川で健康ポイント事業 来年1月29日まで
新たな生活様式も盛り込む
鴨川市は、市民の健康づくりの取り組みを景品の贈呈などで応援する「かもがわ健康ポイント事業」を展開している。
市民1人1人の健康づくりへの関心を高めることを目的に、具体的な取り組みを推奨する事業。同市では平成28年、安房では初めてこの実証事業を実施し、好評を得たことから翌年から本格的に展開している。
今年は、新型コロナウイルス感染症の予防で、新たな生活様式の取り組み▽咳(せき)エチケットやマスクを着用する▽帰宅後や食事前など、こまめに手洗いする▽こまめな換気と人との距離を2メートル以上空ける▽毎日体温測定を行う――の「『感染症』を予防しよう!」を盛り込んだ。
この他、特定健診や人間ドック、がん検診、予防接種などを受ける「『けんしん』でからだのチェック!」、自分で立てたウオーキングや禁煙などに挑戦する「『健康づくり』に取り組もう!」が設けられている。
3項目のうち2項目を達成し、来年1月29日までにポイントシートを同市に提出すると、全員に令和3年度鴨川市検診無料受診券(健診対象者のみ)、先着500人に感染予防グッズを贈呈。
抽選で20~74歳までの10人に特産品・健康用品5000円相当、20人に同3000円相当、75歳以上の10人に同5000円相当、20人に同3000円相当がプレゼントされる。
担当の同市健康推進課では「新型コロナの感染予防をしながら健康づくりに取り組もう」と話している。問い合わせは、同課(04―7093―7111)へ。