大谷翔平が狙う投手&二刀流復帰時期「なるべく早く」「開幕というのが…」 ロバーツ監督は慎重論も
ドジャース・大谷翔平投手(30)が9日(日本時間10日)、オンラインでの取材に応じ、来季の投手&二刀流の早期復帰への強い思いを明かした。 昨年9月に2度目の右肘手術を受けた大谷は今季、投手としてはリハビリに専念し、指名打者のみの出場だった。それでもメジャー史上初の「50―50」(50本塁打&50盗塁)を達成し、54本塁打と130打点で2冠王に輝き、ワールドチャンピオンに上り詰めるなど、圧巻の活躍を見せた。 来季の投手復帰へ向けては、今年3月にキャッチボールを再開させ、8月からはブルペンでの投球練習も行っていた。だが、11月に左肩手術を受けたことで、投手としての復帰プログラムも再考されることになった。ロバーツ監督は来年10月のポストシーズンでの登板も見据えながら3月の開幕時に先発ローテ入りする可能性を否定。焦らずに投手復帰させる構想を練っている。 チームの方針、指揮官の思いを十分に理解している大谷だが、1日も早く投手復帰したいという思いは隠せない。「再発防止も兼ねて慎重にいかないといけない部分もやはりあると思う。トレーナーとしては慎重に事を進めたいという、そのバランスがお互いに大事なのかなと思う」と前置きしながらも「もちろんなるべく早く復帰するところに焦点を当てたいですし、開幕というのが、選手としては1番早いところではあると思うので、そこに焦点を当てたいと思っています」と、意欲を示していた。
報知新聞社