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カナダのオンタリオ州がブルージェイズのトロント開催を却下 選手はフロリダへ移動

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スポニチアネックス

 大リーグ・ブルージェイズの本拠地でもあるカナダ・トロントを有するオンタリオ州のリサ・アン・マクロイド観光文化スポーツ相(45)は6月30日、大リーグ機構(MLB)から提出されていた新型コロナウイルスに関する「安全基準」を却下。「保健省とも協議したが、大リーグでは全30チームが移動するので複雑な側面がある」として、現時点ではブルージェイズのホームゲーム実施を認めなかった。  カナダは7月21日まで不要不急の“国境越え”を認めておらず、入国の際には14日間の検疫が必要。MLB側は特別措置を求めていたが、これが棚上げされた。大リーグの各球団は各チームの本拠地でキャンプを行う予定だが、AP通信によればブルージェイズは選手を米フロリダ州ダニーデンのキャンプ地に送りこむことになった。  オンタリオ州のダグ・フォード首相(55)は当初、口頭でブルージェイズの特別措置を認める方針を示唆していたが、ブ軍側は文書での確約を請求。しかし同州の当局は首相とは違った立場を示した。感染症が専門のトロント大、アンドリュー・モリス教授は「米国の状況はひどい。オンタリオ州でプロスポーツの再開を認めるのは無謀だ」と同首相の姿勢を批判。カナダはプロアイスホッケー(NHL)については、開催場所が2都市に絞られるためにトロント、もしくはエドモントンでの試合実施を認めているが、MLBに関しては各都市で試合を行うため、異なる対応を取った。  フロリダ行きとなったブルージェイズだが、キャンプ地ダニーデンでもマイナーの選手1人が新型コロナウイルスへの感染が判明しており、選手やスタッフの健康管理が難しい状況。フロリダ州の30日の新規感染者は6093人で、7日連続で5000人を突破しており、気を緩めることができない日々が続きそうだ。

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