20年前の「コロコロコミック」で紹介されたゲームは? 今も昔も変わらぬ“選択”の難しさ
20年前の「コロコロコミック」に掲載、子供の心をつかんでいたタイトルは?
忘年会の開催はもちろん、帰省にも自粛が求められる2020年の年末。ここぞとばかりにお目当てのゲームに明け暮れる予定を入れている方も多いことでしょう。 一方で、ゲームに触れるのが久しぶり、という方もいるのではないでしょうか。 【画像】20年前の「コロコロ」掲載のゲームタイトル そう考える根拠は、コロナ禍の2020年は巣ごもり需要がゲームの売り上げに追い風となったニュースが多く報道されたからです。ニュースに触発され、とりあえずゲームハードだけを購入した、いわゆる”カムバック組”も多く存在していると予測できます。 しばらくゲームから離れていた方が悩むのはソフト選びでしょう。流行の推移が速いゲーム業界では次々に新しいソフトが発売されており、目新しいパッケージの数々に混乱してしまいます。またゲームと距離を置いていた分、トレンドを追いきれずに、どのソフトも決定打に欠けてしまうのではないでしょうか。 この記事ではゲームソフト選びに一番必要と言って過言ではない、“童心と直感”を取り戻すことを目的に、20年前、小学館の発行する「月刊コロコロコミック」2000年12月号で特集されていたゲームタイトルの一部をご紹介します。 ハードごとにタイトルを並べると、NINTENDO64用ソフトでは「ペーパーマリオ」シリーズの原点『マリオストーリー』に、コピー能力のミックスが楽しい『星のカービィ64』、ローグライクゲームの金字塔「風来のシレン」シリーズの『不思議のダンジョン 風来のシレン2 鬼襲来!シレン城!』、当時の小学生に熱狂的な人気を誇った『カスタムロボV2』。 PlayStation用ソフトでは最初の「スライム」にたどり着くまでが難関だった『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』、恐竜に立ち向かうサバイバルホラーゲーム『ディノクライシス2』、パーティゲームの『クラッシュ・バンディクー カーニバル』などのタイトルが大きく誌面に取り上げられており、当時の子どもたちのハートをつかんでいたことが分かります。 また、ゲームボーイカラー用ソフトでは「スイクン」がパッケージに起用された『ポケットモンスター クリスタル』や、新作の売り上げも絶好調の「桃太郎電鉄」シリーズのもととなったRPGシリーズの1作、『桃太郎伝説1→2』なども人気を集めていたようです。 ほかには、PlayStation用ソフト『おはスタ Dance Dance Revolution』や、ゲームボーイカラー用ソフト『ベイブレードファイティングトーナメント』など、当時ならではの人気タイトルを確認することもできました。クリスマスとお正月を控えた「コロコロコミック」2000年12月号だけあって、紹介されているゲームタイトルのラインナップは豊富です。