住宅の屋根の修理めぐり契約書に「クーリングオフ」不記載 自称塗装工の男(22)を逮捕
住宅の屋根の修理工事にかかる契約書にクーリングオフ制度の記載をしていなかったとして、特定商取引に関する法律違反の疑いで男が逮捕された。 逮捕されたのは豊見城市真玉橋の自称・塗装工、金城蓮容疑者(22)。 警察によると金城容疑者は去年12月、豊見城市の民家を訪れ「屋根の修理が必要」などと家主に修理を持ちかけ、訪問の数日後に家主は金城容疑者と書面で契約を交わし、修復工事は年末に行われた。 しかし工事結果に満足がいかなかった家主が工事会社と連絡を取ろうとしたところ連絡がつかなかったため、今年10月に警察に相談した。 警察が契約書類を確認したところ、契約書面を受け取った日から8日以内であれば契約の解除ができる「クーリングオフ」制度に関する記載がなかったという。 県内では今年に入って「悪徳業者」によるリフォームに関する相談が少なくとも20件、警察に寄せられている。
琉球放送