石破茂元幹事長

　小泉進次郎元環境相（43）の妻、滝川クリステル（46）は〈一定の距離を持って活動することが望ましい〉と、亭主の挑戦にもわれ関せずの態度だ。しかし、ここに登場する妻たちはみな、一様に夫唱婦随で総裁選に臨んでいる。彼女たちが証言する夫の“極秘情報”とは。 【写真】「わぁ、こんなにきれいな人がこの世にいるのか！」　対抗馬・石破氏は慶大時代、妻・佳子さんにひとめぼれしたという 　***

　言うまでもなく、候補者の妻は、首相夫人になる可能性がある女性だ。 　滝川サイドは総裁選に関して〈取材等をお受けすることはできません〉と声明を発表したが、 「アメリカの場合、大統領候補の配偶者は選挙戦で重要な“広報”の役割を果たします。日本とアメリカの違いがあるにせよ、そんな心持ちで首相夫人が務まるのか。おぼつかない」（政治部デスク）

石破氏の妻が語る心境

　この点、過去に4度、総裁選に出馬した石破茂元幹事長（67）の妻・佳子さん（67）が、自身の心の準備を語るには、 「地方は高齢化・人口減の問題が深刻です。一方で、裏金問題など政治不信を招く出来事も起きました。“日本を立て直せるのは自民党しかない。そのために石破が頑張ってくれ”。特に最近、皆さまからそうした声が寄せられていたので、次の総裁選にも出るのかも、とは感じていました」 　今回で5度目の正直を目指す夫の戦いを積極的にサポートするつもりだとも。 「議員さんのところに伺うわけにはいかないですが、いろんな形でお手伝いできればな、と。支援者の方々からさまざまな意見が私のところにも来ますから、それを本人に伝えてとか」 　続けてこう言う。 「総裁選は長丁場。いつも以上に体調には気を付けてもらい、家に帰ってきたら少しでも早く休んでもらうようにしています」

「たばこを減らすように言ってきましたが…」

　もっとも、普段から健康管理には注意している。 「食べる順番もお野菜から食べるようには言っています。また、塩分の取りすぎにも注意して、と。年齢的に糖尿病や高脂血症なんかも心配じゃないですか」 　そんな石破氏が好むのは、 「カレー、ハンバーグ、コロッケ、鶏の唐揚げ。子供の時の好物がそのままって感じ。あと、ポテトサラダとか。家庭料理ですよ」 　運動を勧めてもいるが、 「なかなか、ね。時間がないのでしょうけど」 　聞き入れられないことはほかにも。 「たばこを減らすように言ってきましたが、最近は少しあきらめてもいて。また減らすように言わないと」 　あれこれ気をもむ様子は、どこにでもある夫婦の姿。石破氏もまた家庭人だった。 「すごく家事が上手というわけではないのですが、自分なりにやってくれる。昨日も遅くに宿舎に帰ってきたのに、干してあった洗濯物を自分から進んで畳んでいました。酔ってなければ、お皿洗いも担当してくれます」