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裁判所、文在寅大統領に靴投げた男性の拘束令状を棄却

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ハンギョレ新聞

ソウル南部地裁「証拠隠滅および逃亡の恐れがあると考えるのは困難」

 国会を訪問した大統領に、履いていた靴を投げつけて抗議した男性に対する拘束令状が棄却された。  19日、ソウル南部地裁のキム・ジンチョル令状担当部長判事は、第21代国会の開院式に出席し、演説を終えて出てきた文在寅(ムン・ジェイン)大統領に向かって、履いていた靴を投げつけた疑い(公務執行妨害および建造物侵入)で逮捕されたJ氏(57)の拘束令状を棄却した。裁判所は「現在までに収集された証拠資料と事実資料をおおむね認めるなど、被疑者が捜査に臨む態度を確認しており、住民登録上の住所には居住していないものの、被疑者の妻と息子がいる所に居住しているため、住居が不正とはいえない」とし「証拠を隠滅したり逃亡したりする恐れがあると見なすことは困難で、拘束の妥当性および必要性に欠ける」と棄却理由を説明した。  この日、拘束前被疑者審問(令状実質審査)を受けるため南部地裁に出席する際、「事前に計画して文大統領に靴を投げつけたのか」という取材陣の質問に対し「いいえ」と短く答えたJ氏は、護送車に乗る前に「大韓民国を変えなければなりません」と叫んだ。  北朝鮮人権団体「南北ともに国民連合」の共同代表として活動していたとされるJ氏は、16日午後3時20分ごろ、国会本館前で文大統領に向かって自分の履いていた靴を投げつけ、現行犯逮捕された。国会で開院演説を終えた後、国会議事堂から出てきた文大統領は、J氏が投げた靴には当たっていない。  国会内で一般人が国家元首に接近して身体的に威嚇した行為は前例がほぼない。警察は「事案が非常に重いと判断し、拘束令状を申請した」と述べたが、裁判所は拘束の必要性を認めなかった。 チョン・グァンジュン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

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