丸一鋼管、九州でC形鋼本格生産。JIS取得、環境対応品拡充
丸一鋼管の子会社、九州丸一鋼管(本社・熊本県玉名郡長洲町)はきょう26日、C形鋼のJIS認証を取得、C形鋼の受注・生産を本格的に始める。 昨年5月にはC形鋼生産の新鋭ミル、さらに環境対応型カラー塗装ラインを備える新工場が完成した。新カラー塗装ラインはC形鋼および角形鋼管(40×40~150×150)に対応。環境に配慮した「クロムフリー」化を実現した。 この新ラインで塗装した環境対応型カラー角形鋼管はすでに昨年5月から生産・出荷を開始している。九州地区におけるC形鋼の需要に対応するため、C形鋼でもJIS認証を取得し、環境対応製品の品揃えを強化した。また、同社は北海道丸一鋼管(苫小牧市)でも環境対応型のカラー塗装ラインの新設を進めている。 表面についてはカラー、55%Al-Znめっき(AL-Z55)、100%Znめっき(PZ)、黒があり、カラー製品は鉛丹色およびグレー色に対応できる。環境に配慮した「鉛・クロムフリー錆止めペイント JIS K 5674塗料」を使用している。 対応サイズは1・6、2・3×60×30×10、1・6、2・3×75×45×15、1・6、2・3、3・2×100×50×20、2・3、3・2×125×50×20。