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マスク外して授業快適に 香川の黒板メーカー、飛沫防止用の透明ボード開発

配信

毎日新聞

 香川県善通寺市の黒板メーカー「いわま黒板製作所」が飛沫(ひまつ)防止用の透明ボードを開発した。新型コロナウイルスの感染防止を図りつつ、マスクを外した状態で授業をできるとして学校などに活用を呼びかけている。  学校では通常授業が再開されたものの、新しい生活様式の下でマスク着用は欠かせなくなっている。一方、耳の不自由な子供は教員の口の動きや形も見て話の内容を理解するため、マスクで意思疎通が困難になっていると指摘される。教員の口元が隠れると英語の授業で発音を学ぶのが難しくなるなど、他にもさまざまな影響が出ている。  そこで同社が開発したのが、キャスター付きの透明アクリルボード(縦90センチ、横180センチ)。黒板の前に置けば教員がマスクを外した状態で説明したり、板書をしたりするのが可能になる。企業の会議やプレゼンテーションなどにも活用でき、角野(すみの)幸治社長(53)は「学校はもちろん、それ以外の幅広い場面でも使ってもらえたら」と期待する。  またこれとは別に、役場窓口や図書館の貸し出しカウンターなどでの活用を見込んだ卓上型(縦60センチ、横90センチ)も開発した。発注した善通寺市議会は議長席前に取り付け、早速6月議会で使った。「ウィズコロナ」時代の議会運営を目指し、今後も設置を続けるという。  価格はキャスター付きが3万6000円(7月末までは特別価格として3万円)、卓上型が1万5000円。キャスター付きは社員が現地で取り付ける必要があるため、当面は県内限定(島しょ部を除く)での販売になる。同社は簡単に取り付けられるよう改良した上での全国販売も検討している。  問い合わせはいわま黒板製作所(0877・62・1631)。【金志尚】

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