【漫画】海外で謎の実を渡され「食うか」困惑… 連れていかれた先は「童話の世界」!
青年が素手で握りしめた「手汗つき」木の実…
漫画家・五箇野人さん(@gokayajin)が海外で旅を続けるうえで最も危機管理しているのが食事。「お腹を壊しそうなものは断固断るのが鉄則」だと言います。ところが、五箇野人さんがある国で郊外の集落を散策中に、青年から謎の実を渡され、断れず受け取ってしまいます……。 【マンガ】連れていかれた先には「天使」たちが! 本編を読む この出来事を五箇野人さんがマンガに描き、『海外の集落で破壊力抜群の仲間に会わされ悶絶めし。』と題してTwitterに公開すると、結末について読者から「いい話」「こんなの見せられたら断れない」「ファンタジー並みに素敵な世界」などの声があがりました。 さまざまな国を旅して人びとに会い、「ゲッサン」で『世界歩いてるとドープな人にカラまれる』を、「サンデーうぇぶり」で『#世界#映え殺し#ツアーズ』を連載中。作者の五箇野人さんに、お話を聞きました。 ーー海外での食事のなかで、『海外の集落で破壊力抜群の仲間に会わされ悶絶めし。』のエピソードをマンガに描こうと思ったきっかけはありましたか? 旅をするなかでとても印象的な出来事だったので描きました。みんなでシーツを広げて実をキャッチする光景は、マンガ内にも書きましたが、童話の世界感がすごくてシビれました。 ーー冒頭で「お腹を壊しそうなものは断固断る!」と書かれていましたが、今回のエピソードで木の実を渡された時と、最後に「天使」たちに会った時はどのように思われましたか? のちに桑の実と分かったのですが自分は見たことがなく、しかも青年が握っていたので、正直まずは断る理由を探そうとしました。ですが、ご厚意で出していただく食事は毎回ほぼ断れません……。結局食べる時点では桑の実かどうか分からなかったのですが、そのほのぼのすぎる光景を目の当たりにすると、安心感と共に自然と口に入れていました。 ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。 毎回ですが、自分が体験した感情を追体験していただけたらうれしく思います。今回で言うと、子供たちに対して癒やされたりほっこりしたりという内容です。あとは桑の実を食べた経験を書いていたただけるのもうれしかったです。