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『ヒルナンデス!』ロケ中止のピンチを逆手に スタジオにナンチャン1人も「逆に面白い」

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“試していこう”から企画精度向上へ

これまでは、情報性のある企画を展開してきた『ヒルナンデス!』だが、最近では従来の「超限定マーケティング」のほかに、2画面の南原が出てきてどちらが生の映像かを当てる「生のナンチャンどっち!?」や、若かりし頃の小峠の写真を使った「超難問間違い探し」、東大生・松丸亮吾の謎解きクイズなど、生のゲーム企画を積極的に取り入れている。 その狙いは「お子さんや若い方も平日の昼に家にいらっしゃるので、家族で楽しめる面白い企画だったら試そうという発想でやっています」とのこと。 ただ、「4月いっぱいは“試していこう”という企画が多かったんですけど、5月からは何でもかんでも試すというより、少し精度を上げてブラッシュアップしていく段階に入ってます。これからコロナの事態が少しずつ変化していけば、スタジオの出演者の数が増えるかもしれないですし、各曜日メンバーの特性を生かした企画をやっていければと思います」と方針を語る。 ■過去のロケVTRにも“今の面白さ”を 一方、従来のロケ企画は、植松晃士のファッションチェックなど、リモート形式で実施。また、過去のロケ企画を再編集して流すこともあるが、その中でも5月6日の放送は、番組時間のほとんどを「見ると癒やされる阿佐ヶ谷姉妹2人旅 完結編」が占めたことで話題となった。 この真意を聞くと、「2月上旬にロケをしたんですが、ものすごく撮れ高が良くて(笑)。もともと1時間尺で2本くらいかなと思ってたんですが、あっという間に2時間が3~4本行ける面白さだったので、未公開も含めて完結編で放送しました。面白いものはとにかく長くても出していくという考えです」と明かす。 過去に放送したロケを再び流す場合は、「単なる総集編じゃなく、カメラマンの目線で振り返るなど、付加価値を入れるというのを意識しています」という考え。その中でも、11日の放送では、チョコレートプラネットの世界一周旅を流す間、出演者が映るワイプで間違い探しを行うという企画が行われた。 出演者からは「VTRに集中できない(笑)」という声もあがったが、「一度放送した素材だからこそやってみたアイデアで、“今の面白さ”を入れるというのをスタッフが意識している結果だと思います。曜日によっては『今週から総集編はやらず、全部新撮でいきます』というチームもありますね」という。 ■コロナ禍で積極的に挑む日テレ 日テレでは、『世界の果てまでイッテQ!』でMC・内村光良以外の電話出演するメンバーの発言をグループLINE風に表示したり、『ぐるナイ』の「ゴチになります!」で全員がリモート参加したり、『有吉の壁』で芸人たちが自宅から参加する「なりきりの壁を越えろ!スターの自宅公開選手権」を展開したりと、コロナ禍ならではの工夫を凝らした企画に積極的に挑んでいる印象だ。 それを受け、五歩一氏は「思いつかないアイデアがどんどん出されるので、それぞれが番組独自の取り組みを突き詰めている感じがします」と局内の雰囲気を明かしつつ、「『ヒルナンデス!』らしいことができれば」と意欲を示している。 ●五歩一勇治 1977年生まれ、01年に日本テレビ放送網に入社し、『進ぬ!電波少年』のADを務める。04年日テレ アックスオンに入社し、『のどじまん THEワールド!』(11年~)企画・演出、『歌唱王~全日本歌唱力選手権~』(13年~)企画・演出で、南原清隆と初仕事。12年には映画『ヒノマル♪ドリーム』の監督を務め、17年12月から『ヒルナンデス!』演出。

中島優

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