オーバーランダースタイルに欠かせないルーフボックス「INNO WEDGE」に最旬マットブラックが新登場
注目の“オーバーランダースタイル”に認められた機能とデザイン
「INNO WEDGE PLUS 864」は、2015年に誕生したルーフボックスの中級・上級モデル。エッジが効いた欧州車の流れるようなフォルムをイメージしたデザインで、国内だけでなく海外でも高く評価されている。 【画像】遊びの幅を広げてくれる「イノー ウェッジ プラス 864」を見る(6枚) 今回その人気モデルに、マットブラックカラーがラインアップ。マットカラーがセレクトされた理由は、オーストラリアやアメリカで流行中の“オーバーランダースタイル”にある。 “オーバーランダー”とは、車のルーフにキャンプ道具を積み込み、荒野を走破し旅するスタイルのこと。オーストラリアで発達し、近年アメリカではルーフボックスを活用したオーバーランダースタイルのドレスアップが流行。そのトレンドに注目したINNOが2018年、アメリカでマットブラックのオーバーランダー対応型ルーフボックスを発売した。
●信頼の「イノー ウェッジ プラス 864」に大人マットなブラックが登場 翌2019年に日本でルーフデッキを使ったオーバーランダースタイルを“推した”ところ、マットブラックカラーが好評を得たため、ルーフボックスの新色として採用されることになった。 マットブラックの「INNO WEDGE PLUS 864」がとくにアメリカで人気を得た理由について、INNOの担当者は「3つのポイントが評価された」と話す。 ひとつ目は、WEDGEシリーズの最上位モデルとして開発された流麗なデザイン。欧州車のようにエッジを効かせ、リアに向かってせりあがる「ダックテールデザイン」を採用することで、SUVやミニバンはもちろん、テスラやBMW、車高の低いスポーツカーのドライバーにも選ばれているのだとか。 ふたつ目はSPM製法と呼ばれる、一定の肉厚でボディを成形する技術。ボディの剛性が高まることで歪みを抑え、カバーをよりスムーズに開閉できるのが特徴だ。 そして三つ目が、メモリークランプを標準装備したこと。メモリークランプとは、キャリアにワンタッチで脱着できるINNO独自のシステムで、取り付け位置を決めてしまえば、その後はレバーの開閉のみで気軽に着脱が可能になる。まさに開発ポリシーである、革新的なアイデアと技術が評価されたというわけだ。 ●美しさだけでなく日々の使い勝手も大きく進化 注目したいのが、これまでオプション設定だった、「3Dインナーマット」を標準装備していること。底部にフィットする立体形状のマットは、敷くだけで荷物を走行中の衝撃から保護するなど、より満足度を高めた仕上がりとなっている。 ルーフボックス底面の形状をトレースした3D構造だが、担当者によると「防水素材なので、吸水性の高いタオルなどで水拭きし、直射日光を避け乾燥させるだけ」と、メンテナンスは驚くほど簡単。アウトドアにつきものの泥汚れや濡れた物も気軽に積載できるのが嬉しいポイントだ。 「容量360L、最大積載量50kgまで対応するINNO WEDGE PLUS 864なら、かさばるキャンプギアはもちろん、スキーやスノーボードも積載可能。シーズンを問わず活躍します」と同モデルの魅力を語ってくれた開発担当者。 SUVやミニバンをはじめ、車高が低めのスポーツカーなど、どんな車種とも相性のいいINNO WEDGE PLUS 864を積めば、アウトドアアクティビティの幅がぐっと広がりそうだ。 ●製品仕様 INNO WEDGE PLUS 864 ・価格(消費税込):10万7800円 ・サイズ:長さ2050x幅840x高さ340(mm) ・重量:21.5kg ・容量:360L(スキー6~8台・スノーボード4~6台積載可能) ・最大積載量:50kg ・開閉方向:左右開き ・対応キャリア:INNOのエアロベース、スクエアベース両対応
那須凪瑳